オープンフォーラム#52
RITEC(子どものためのテクノロジーにおける責任あるイノベーション):
デジタル設計において子どものウェルビーイングを優先する
(RITEC: Prioritizing Child Well-Being in Digital Design)
- 10月11日(水)8:30-9:30(日本時間)
- IGF2023サブテーマ: 人権と自由
デジタル時代において、子どもたちはバーチャルな遊び場と現実の遊び場の間を流れるように行き来しており、子どもたちの社会生活や遊び、教育上のニーズがオンラインにあることがますます増えています。
本セッションでは、デジタル時代の子どもにとってのウェルビーイングの概念について紹介した後、デジタル技術が子どもたちの生活の中心にあることや、オンラインで危害を受ける懸念が急速に高まっていることを踏まえ、その重要性を検証します。そして、オンラインのリスクの防止と対処に加え、恩恵を促進するように設計されたデジタルイノベーションを推進するために、子どものウェルビーイングに対する総合的な理解が企業や政府にどのように受け入れられるかも検証します。
子どものウェルビーイングという概念を解き明かし、なぜそれがインターネットガバナンス体制に取り入れるべき重要な概念なのかを示すために、LEGOグループとユニセフは、企業と政府が子どものウェルビーイングをデジタルデザインの中心に据えるための実践的なツールの作成を目的とした共同研究プロジェクト「子どものためのテクノロジーにおける責任あるイノベーション(RITEC)」について説明します。
第1部では、パネリストたちがオンラインの安全性とウェルビーイングに関して説明した後に、認識されている課題と機会について議論します。第2部では、パネリストがリスクと機会について議論した後、登壇者が、ゲームが子どものウェルビーイングにどのように良い影響を与えるかに関するRITECの研究を説明します。第2部終了後、オンライン参加者および会場の聴衆から質問やコメントを募ります。
主催者 |
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登壇者 |
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モデレーター (会場) |
Josianne Galea Baron ユニセフ本部(ジュネーブ) |
モデレーター (オンライン) |
Zhen Yi Ng |
- 本セッションでは、パネリストの背後にスクリーンを設置し、リモート登壇者の姿を会場の聴衆が見えるようにします。
- リモート登壇者も発言および質疑応答の機会があり、会場登壇者と同様に討議に参加することが可能です。
- ライブ配信が視聴可能であり、オンラインモデレーターがチャットや質問をモニターし、オンライン視聴者の参加をサポートします。登壇者のプレゼンテーションに関する感想をリアルタイム投稿できるようなオンライン・プラットフォームを用意することも可能で、そうした投稿は会場にいるモデレーターにより読み上げられます。
関連するSDGsのターゲット
RITECプロジェクト(意思決定への子どもの参加を重視するマルチステークホルダー・パートナーシップ)は、子どものウェルビーイングとデジタル遊び体験のデザインとの関連に取り組んでいます。その中で、子どもたちを暴力から守ることは重要な要素です。
・本ページは、IGF2023公式ページ(2023年9月27日時点)の日本語仮訳です。最新情報は公式ページをご確認ください。