日本ユニセフ協会TOP > アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使 ニジェール報告会 7月3日(水)13時30分〜15時 ユニセフハウス(東京都港区)
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、2019年7月3日(水)、ユニセフ・アジア親善大使アグネス・チャンさんによるニジェール報告会を開催いたします。本イベントは、第7回アフリカ開発会議(TICAD7)パートナー事業です。
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©日本ユニセフ協会/2019/M.Miura
トンディビア小学校(ニアメ)で、教育におけるイノベーションを視察。現在タブレットを使用した教育コンテンツの導入などに関して、日本(JICA)からの技術支援も進められている。他の西アフリカ諸国でのユニセフの実践をもとに、ニジェールでは、教育省(初等教育)や民間と協力し、インターネット教材のさらなる活用、デジタルリテラシーの向上を促すパイロットプロジェクトを実施している。
紛争や暴力から逃れるため、または貧困、気候変動により生計が立てられなくなり、ふるさとを後にする人々。こうした移動が、世界のあらゆる地域で、予測不可能な規模で拡大しています。
しかし、言及されることの多い「欧州難民危機」は、一方からの視点に過ぎません。西・中央アフリカでは、毎年、1,200万人が地域内で国境を越えていますが、その過半数の人々にとって目的地はヨーロッパではなく、75%以上の移動はサハラ以南のアフリカに留まっています。
さらに近年、欧州や北アフリカの国境閉鎖により、強制的に帰還させられる人々や中継地で留まらざるを得ない人々も増えています。正規の移民ルートがなくなることで、不規則な移動が生じ、人々の基本的な権利がさらに守られにくくなっているという現状もあります。
移動において、特に影響を受けるのは子どもたちです。現在、世界では子ども6,500万人が移動しており、何十万もの子どもが家族と離ればなれで単独で移動していると推定されています。アフリカでは、移民の約4人に1人が子どもです。これは、世界の平均の2倍以上で、680万人のアフリカの難民の約6割が子どもです。
©日本ユニセフ協会/2019/M.Miura
ニアメにある、ユニセフの緊急物資保管倉庫。(洋服用の)布、蚊帳、衛生キット、石鹸、テントとロープ、やかんなど生活に必要な26種類の物資を用意。一週間に約1,000袋(1,000世帯分)を詰めて発送する。
サヘル地帯の中心に位置する内陸国であるニジェールは、移動の中継地点としてアフリカ各国からの移民・難民を受け入れているだけでなく、自ら移民・難民を生んでいる国でもあります。女性が生涯に産む子どもの数は、女性1人あたり推定7.3人と世界1位。急激な人口増加と低い経済成長率により、2016年の国民1人あたりのGDPは1960年から約4割減少。子どもの約半分が貧困ラインを下回る生活をしています。
アグネス大使は、6月21日に日本を出発し、ニジェールの中でも特に貧困率が高く、多くの移民を出している地域を訪問します。本報告会では、人々が移動する背景や地域が抱える課題、移動によって子どもたちが直面する様々な危険、また彼らを守るための取り組みなど、アグネス大使が見たニジェールの現状をご報告します。
日時 | 2019年7月3日(水) 13:30−15:00 (13:00開場) |
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会場 |
ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール 最寄り駅 JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分 都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分 アクセス |
登壇者 | アグネス・チャン(ユニセフ・アジア親善大使) |
定員 | 120名 ※入場無料 |
備考 | ※ 先着順に受付けいたします。定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。 ※ 本報告会は、報道機関による取材・撮影ならびに当協会の記録撮影が予定されております。予めご了承ください。 ※ 個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。 |
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