日本ユニセフ協会TOP > ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」『ソニータ』 上映会 先着120名様をご招待
©Behrouz Badrouj
日本ユニセフ協会は、5月25日(土)午後、サンダンス映画祭2016 ワールドシネマ部門グランプリ&観客賞を受賞した作品『ソニータ(原題:SONITA)』の無料上映会を、東京都港区のユニセフハウスで開催いたします。この上映会に、お申込み先着順で120名様をご招待いたします。
子どもの権利条約が国連で採択されてから30年を迎える今年、日本ユニセフ協会は、ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」を開催します。「子ども」を主題にした映画12作品の上映会を5月から12月にかけて行う予定で、今回はその第1回目となります。
『ソニータ』は、16歳で結婚を迫られるアフガニスタンの少女ソニータが、ラップを通して自らの運命を切り開いていく姿を追った迫真のドキュメンタリーです。
ご参加をご希望される方は、下記フォームよりお申込下さい。
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ビザも、パスポートも、出生登録証もない――それは、母国を逃れた時、当然与えられるべき権利を失うことにもつながります。10歳の頃、タリバンが勢力を伸ばしてきた故郷アフガニスタンからイランに逃れた少女ソニータも、身分の証明ができないまま不法滞在を続ける難民のひとりです。
そんな彼女の夢は有名なラッパーになること。しかし、現在の彼女のファンは子ども保護施設の子どもたちだけ。逃れた先のイランでも、女性だけで公の場で歌うことが禁じられているなど、夢を叶えようとするソニータの置かれた境遇は厳しいものです。
16歳になったソニータ。母親は、さらに追い打ちをかけるように彼女を見ず知らずの男性と結婚させようとします。アフガニスタンでは、約半数の女性が18歳未満で結婚すると言われています。母親もソニータよりもずっと若い頃に結婚しており、親に決められた相手と結婚することが古くからのしきたりなのです。
ソニータの周りでも、同世代の女の子たちが、結納金と引き換えに結婚させられていきます。アフガニスタンの少女たちが抱える悩み、悲しみや怒りをラップに込めて歌い始めるソニータ。魂のラップが、沈黙を破り運命を変える力になっていきます。
監督:ロクサレ・ガエム・マガミ
出演:ソニータ・アリザデ、ロクサレ・ガエム・マガミ
製作総指揮:ゲルト・ハーク
音楽:ソニータ・アリザデ、セパンダマズ・エラヒ・シラジ
配給:ユナイテッドピープル
2015年 / 91分 / スイス・ドイツ・イラン
1985年、イラン生まれ。幼少時代を孤児院で過ごし、8歳で養母と来日。様々な苦難を乗り越えながら、高校時代から芸能活動を始め、J-WAVEでラジオDJデビューし、女優、タレント、キャスターとしてTV、ラジオ、映画、舞台と活動中。日本語、ペルシャ語、ダリー語、タジキ語を話し、趣味・特技はテニスや絨毯織りと多彩。
また、日本の施設への支援活動など、自らの取り組みが認められ、今年の第9回若者力大賞(社会をより良くするため活躍する若者に送られる賞)を受賞。夢はイランに児童養護施設をつくることで、同じ境遇に苦しんでいる施設の子どもたちを支援し、子どもたちに夢を与えようとしている。
日時 | 2019年5月25日(土) 14:30−17:00 (14:00開場) |
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会場 |
ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール 最寄り駅 JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分 都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分 アクセス |
主催 | (公財)日本ユニセフ協会 |
定員 | 先着120名 ※入場無料 (1回のご応募につき、お申込は2人まで)。 |
応募方法 | 下記「お申込情報」より、WEBフォームにてご応募ください。尚、応募が120名様に達した時点で、「受付終了」とさせて頂きます。 |
備考 | ※ 先着順に受付いたします。定員に達した場合は、募集を打ち切ります。 ※ 会場となるユニセフハウス1Fホールは、多目的ホールであり、スクリーンサイズや音響等、設備等通常の映画館とは異なります。予めご了承ください。 ※ 本編上映開始後はお申込済みの方でも途中入場をお断りする場合がございます。お時間には余裕をもってご来場いただきますようお願いいたします。 ※ 個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。 |