日本ユニセフ協会TOP > ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」『海は燃えている』上映会先着30名様をご招待
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日本ユニセフ協会は、9月28日(土)14時から、2016年度のベルリン国際映画祭で金熊賞(グランプリ)を受賞した作品『海は燃えている』の無料上映会を、東京都港区のユニセフハウスで開催いたします。この上映会に、お申込み先着順で30名様をご招待いたします。
子どもの権利条約が国連で採択されてから30年を迎える今年、日本ユニセフ協会は「子ども」を主題にした映画12作品を5月~12月にかけて連続上映する、ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」と題したイベントを開催しています。今回はその第8回目となります。
『海は燃えている』は、イタリア最南端の島ランペドゥーサ島で暮らす12歳の少年と、到着した難民・移民の人々を治療する医師を中心に進行するドキュメンタリーです。
ご参加をご希望される方は、下記フォームよりお申込下さい。
※上映後には、芥川賞作家の小野正嗣さんによるトークイベントを予定しています。
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イタリア最南端の島、ランペドゥーサ島。12歳の少年サムエレは、友達と手作りのパチンコで遊び、どこにでもある毎日を暮らしています。しかし、この島にはもうひとつの顔があります。アフリカや中東から命がけで地中海を渡り、ヨーロッパを目指す多くの難民・移民の玄関口なのです。
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家々のラジオからは音楽が聞こえ、漁師は海へ出かけ、雷の日には老女は家で針に刺しゅう糸を通す。同じ島にありながら、島の生活と難民たちの悲劇は決して交わることがありません。彼らを結んでいるのは島でたった一人の医師のみ。医師は島民を診察する傍ら、難民たちの死にも立ち会います。やがて、左目弱視が見つかったサムエレは左目の視力を上げるために、右目を隠し矯正メガネをかけます。まるで、今まで見えていなかったもうひとつの目で未知の世界を見るかのように──。
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難民危機の最前線、ランペドゥーサ島。ある国際映画祭で上映する短編を撮影するために島に入ったロージ監督は、ニュースでは描かれない複雑な世界を目の当たりにし、たった数分の映画に収めることは不可能だと悟る。そして、島に暮らすたったひとりの医師から聞いた難民救援の現状や、少年サムエレとの出会いをきっかけに、制作を決意。島へ移り住み、ランペドゥーサの人々と時を共有しながらゆっくりカメラを回し、島の“真の姿”を描き出した。
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監督:ジャンフランコ・ロージ
配給:ビターズ・エンド
2016年 / 108分 / イタリア / G
©講談社
1970年、大分県生まれ。作家。東京大学教養学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。文学博士(パリ第8大学)。立教大学教授を経て2019年4月から早稲田大学教授。2001年に『水に埋もれる墓』で朝日新人文学賞。2002年『にぎやかな湾に背負われた船』で三島由紀夫賞。2013年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞。2015年『九年前の祈り』で芥川賞を受賞。現在はNHK・Eテレ「日曜美術館」のキャスターも務めている。
日時 | 2019年9月28日(土) 14:00−17:00 (13:30開場) |
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会場 |
ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール 最寄り駅 JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分 都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分 アクセス |
主催 | (公財)日本ユニセフ協会 |
定員 | 先着30名 ※入場無料 (1回のご応募につき、お申込は2人まで)。 |
応募方法 | 下記「お申込情報」より、WEBフォームにてご応募ください。尚、応募が30名様に達した時点で、「受付終了」とさせて頂きます。 |
備考 | ※ 先着順に受付いたします。定員に達した場合は、募集を打ち切ります。 ※ 会場となるユニセフハウス1Fホールは、多目的ホールであり、スクリーンサイズや音響等、設備等通常の映画館とは異なります。予めご了承ください。 ※ 本編上映開始後はお申込済みの方でも途中入場をお断りする場合がございます。お時間には余裕をもってご来場いただきますようお願いいたします。 ※ 本上映会は、一般の方を対象にしておりますが、報道機関による取材も予定されておりますので、予めご了承ください。 ※ 個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。 |