ユニセフ学習・資料・視聴覚ライブラリー

大阪府松原市立松原小学校 6年生
ユニセフ出前授業での学びを行動に−校内で募金活動を実施

2015年6月、7月

6月19日、大阪府松原市立松原小学校の6年生は、ユニセフ出前授業を通じて、世界の子どもたちが置かれる厳しい現状と、その子どもたちを守るユニセフの活動について学びました。授業に熱心に耳を傾けた生徒たちは、自分にできることや、今の自分との比較など、様々な視点から深く考えることができました。

<ユニセフ出前授業を受けた6年生の感想(一部)>

○世界の子どもが、病気や戦争でなくなっているのは、悲しいなと思いました。
ユニセフはとても良い活動をしているなと思います。理由は、募金をして、世界の子どもが助かるからです。私は、子どものときは募金で参加して、大人になったら、募金とボランティアをしたいと思いました。

○前よりも亡くなる子どもが減ったと聞いて、少し安心したけど、それでもまだ多 くの子どもが亡くなってるから、もっともっと減ると良いなと思います。

○子どもが兵隊や仕事なんてありえないと思いました。私たちは家がちゃんとあって、それが普通になっているけどこれは普通ではないんだと思いました。家がない子やご飯を食べられていない子、きれいな水が飲めない子、家族のために働く子や水くみにいく子、学校に通えない子、そんな子が少しでも減ってほしいです。

○ユニセフの方の話を聞いて、5歳の誕生日を迎えられずに亡くなってしまう子が多かったし、ぼくたちが普通に学校に行っている今も、子どもたちは学校に行けずに、毎日歩いて水くみなどの手伝いをして、すごいと思った。ぼくたちには、家もあるし、家族もいるし、ひとりぼっちじゃないけど、世界には多くの子どもたちがいろいろな被害にあって家をなくし、家族もいなくなって、ひとりぼっちで悲しい思いをしている人がいる。本当に辛いだろうと思う。子どもなのに無理矢理兵士にさせられて、怖いと思いました。自分に出来ることを考えていきたいです。

自分たちにできること・・・その一つの答えとして、生徒たちは、7月に校内でユニセフ募金活動を実施しました。手作りの募金箱を手に持ち、元気いっぱいに呼びかけました。今後は、それぞれが興味を持ったことについて調べ学習を進める予定です。

大阪府松原市立松原小学校 6年生のみなさん
大阪府松原市立松原小学校 6年生のみなさん
公益財団法人 日本ユニセフ協会