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中央アフリカ共和国:学校への攻撃で、何千人もの子どもが通学できず

2015年1月8日


© UNICEF CAR/2014/Kim
攻撃によって使われなくなった学校

中央アフリカ共和国では、考えのちがいから武力のぶつかり合いが起きています。2014年11月20日、政府は、『学校の新学年度開始』を発表しました。それにより、多くの学校が再開されましたが、学校への攻撃(こうげき)が続いているため、学校に通えない子どもが何千人もいます。

わかっているだけでも、2013年から、計109校への攻撃がありました。たとえば、首都のバンギでは、武器を持った男性が学校をおそって先生や生徒を閉じ込め、学校の物を取り上げる事件がありました。他にも、校長先生が武器を持つグループにおそわれたり、軍に支配されたりしている学校もあります。

家から学校までの道のりで、攻撃が起きることもあります。学校へ行くときに、武器を持つグループが空に向かって銃をうったのを見たヘンリーくん。学校から帰るときに、武器を持った男性が子どもの命をうばっているところを見たグレースちゃん。2人とも学校に行くことが怖いと話しています。

これらの攻撃をなくすためには、情報を集める必要があります。しっかりと情報を管理することで、助けが必要なところを支えられるようになります。中央アフリカ共和国のすべての子どもたちが、安心して通学できるようになるまで、活動は続きます。そして、考えがちがう者同士が、お互いを受け入れられる社会を形成することが期待されています。

■このニュースのくわしい内容は
 中央アフリカ共和国:新学年度再開後も続く学校への攻撃 何千人もの子どもが学校に通えず

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