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ギニア:エボラで休校になっていた学校が再開

2015年1月20日


© UNICEF/NYHQ2015-0054/UNMEER Martine Perret
再開したギニアの小学校で、体から離して体温を測ることができる体温計を使って、登校した生徒の健康チェックをするようす

西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネでは、エボラ出血熱の影響で、公立の学校が2014年夏から休校になっていました。この休校により、500万人の子どもが学校に通えていませんでした。

ギニアでは、1月19日、学校が再開しました。リベリアとシエラレオネでも、学校が再開できるように、ユニセフは政府や地元の人たちとともに活動を続けています。

また、学校の先生たちは、安全な情報を子どもたちや保護者たちに伝えるために、とても大切な存在です。ユニセフは、何千人もの教員に研修を行い、エボラにかからないためにどうしたら良いか、色々な危険からどのように身を守れば良いか、などを地域に広めてもらうためのキャンペーンを行いました。

まだ学校が再開されていないリベリアとシエラレオネでは、ユニセフは、ラジオを聞いて勉強ができるよう、教育ラジオ番組の開発を支援しています。ラジオを持っている人が少なかったり、電気がきちんと通っていない地域では、太陽光電池を使ったラジオ1万7,000個を配りました。

西アフリカでは、エボラ出血熱が流行する前から、学校に通えない子どもたちが多くいました。少しでも多くの子どもたちが勉強できるよう、算数、社会、科学などを教えるこのラジオ番組は学校再開後も続けられる予定です。

■このニュースのくわしい内容は
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公益財団法人 日本ユニセフ協会