ガザ地区(パレスチナ):ガザの争いから1年、こわされた家で暮らす子どもたち2015年7月8日発
2014年にパレスチナのガザでとつぜん起こった、はげしい争いから1年がたちました。その争いで一番ひどく傷つけられた地域に、12才の女の子マラクさんは家族といっしょに暮らしています。 マラクさんの家があった建物(たてもの)は、空から落とされた爆弾(ばくだん)でこわされてしまいました。しかし、ほかに住むところがないのです。ひどくこわれてしまったその建物で、マラクさんと家族は今も生活しています。 マラクさんはこう話します。 12才のマラクさんは、これまでに3回も紛争(ふんそう)にあったことがあります。そして今でも、毎日寝ているときに、こわい夢(ゆめ)をみるのです。 1年前に起きたその争いでは、551人の子どもが亡くなり、3370人の子どもがけがをしました。そして、たくさんの子どもたちの心がきずつけられました。 マラクさんは本を読むことがすきで、将来のために一生懸命(いっしょうけんめい)に勉強(べんきょう)しています。 ■このニュースの詳しい内容は |