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【2017年9月29日 コックス・バザール(バングラデシュ)発】
ロヒンギャ難民を載せた船がベンガル湾で転覆し女性や子どもたちが溺死したことを受け、ユニセフ(国連児童基金)バングラデシュ事務所代表エドゥアルド・ベイグベデル(Edouard Beigbeder)は以下の通り声明を発表しました。
© UNICEF/UN0119964/Brown
ベンガル湾を渡り、ミャンマーから到着したばかりのロヒンギャ難民。(2017年9月7日撮影)
子どもを含む少なくとも14人の命を奪った今夜のベンガル湾で起きた惨事は、ロヒンギャの人々が命を危険に晒してまでも暴力が蔓延しているふるさとから逃れようとしていることを、あらためて物語っています。
8月下旬にラカイン州であらたな危機が発生して以来、さらに何十人もの人が海路で命を落としたと考えられます。そして、この数週間で25万人を超えるロヒンギャの子どもたちが、ミャンマーからバングラデシュ南部に逃れてきました。
ユニセフは国際社会に対して、バングラデシュ政府の主導のもと行っている緊急人道支援ならびに子どもの権利の保護への支援を求めます。
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危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援を届けるユニセフの活動を支えるため、日本ユニセフ協会は『ロヒンギャ難民緊急募金』を受け付けています。
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