2024年5月28日東京発
パプアニューギニア・エンガ州ラガイプ・ポルゲラ郡ヤンバリ村で、現地時間5月24日(金)午前3時に発生した大規模な地すべりの被災地へのユニセフの対応について、日本時間27日(月)夕方までにユニセフ本部から日本ユニセフ協会に伝えられた情報を、以下にお知らせいたします。
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エンガ州の高地の村で発生した大規模の地すべりにより、多くの死者が出ている。(パプアニューギニア、2024年5月24日撮影/AFP)
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地すべりにより被災した村に集まる人たち。地元自治体や人道支援機関などで構成される緊急対応調整チームが、被害状況の把握と支援ニーズを確認している。(パプアニューギニア、2024年5月24日撮影/AFP)
・地滑りは遠隔地で発生。被災地へアクセスするための道路や通信インフラが損壊。死傷者の総数はまだ確定していないが、速報によると死者数は相当数に上る可能性がある。捜索・救助活動が進められているが、地すべりや落石が続いており、こうした支援活動にも影響が出ている。
・エンガ州災害調整事務所、保健局、州事業局、警察、国防軍、ユニセフを含む国連機関の現地事務所で構成される緊急対応調整チームは、救援活動の調整と指揮にあたっている。食料、避難場所、医薬品など、緊急の支援ニーズが確認されている。
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衛生用品などを含む、ユニセフの緊急支援物資を受け取る親子。(パプアニューギニア、2024年5月26日撮影)
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地すべりの被災地から徒歩圏内にある保健センターに届けられた、家庭用衛生用品などが入ったユニセフの緊急支援物資。(パプアニューギニア、2024年5月25日撮影)