8月3日に開催される“第1回One Minute Videoコンテスト”に先立ち、子ども向けワークショップを2012年4月7日(土)にユニセフハウスで開催しました。小学生2名と中学生8名の参加者に加え、作業をサポートしてくれる大学生も10数名集まり、大変賑やかで活気のあるワークショップとなりました。
メディア・リテラシーが専門でOne Minute Videoの制作指導に経験が豊富な、東海大学文学部広報メディア学科准教授 五嶋正治氏より映像制作のポイント、メッセージを伝えることの重要性を教えていただいたあと、さっそくグループごとにテーマ・素材探し、絵コンテの作成などの作業に入りました。初めての作業やテーマを決めるのにとまどいや緊張も見られましたが、徐々に内容を理解し始め、テーマを絞り込み、午後からはいよいよ撮影と編集に入りました。
監督・カメラマン・出演とそれぞれ役割分担をし、お互いの意見を尊重しあいながら納得のいくまで何度も撮り直しを行いました。パソコンソフトを使った動画の編集作業はほとんどの子が初めての経験でしたが、学生の指導を受けると、あっという間に自分たちで映像を切り取り、貼り付けるなどの作業を行えるようになりました。目をきらきらとさせ、パソコンに吸い込まれるように作業をする子どもの様子を見て、付き添いで来ていたお母さんも「こんなにまで熱中している自分の子どもを見ることができて嬉しいです」と驚いた様子でした。
瞬く間に作業予定時間である6時間が過ぎ去り、最後には無事に編集が終了した作品の上映会が行われました。恥ずかしがりながらも自分たちで作った作品を見る子どもたちの目は輝き、達成感に満ち溢れていました。
「ビデオカメラを使ったり、パソコンで編集したりするのは初めてだったけどとっても楽しかったです。」「一番苦労したのはメッセージや構成を考えるところです。撮影や編集はお兄さんやお姉さんのサポートで楽しくできました。」「メンバーそれぞれが色んな意見を出し合って、最後には全員の意見をうまくまとめることができてよかった。みんなで協力できたことが嬉しかった。」などの感想も発表してくれました。
現在、日本ユニセフ協会では、7月1日(日)まで第1回One Minute Video コンテストの作品を募集しています。
One Minute Video特設サイトはこちら >>
ワークショップの様子
One Minute Video Workshop 2012/4/7
当日の様子と完成した作品