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東日本大震災復興支援 第237報
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© 日本ユニセフ協会/tatsuo hirose/2014 |
「ワールドカップが始まる前から、終わったら、すぐにここに来たいと思っていました」(長谷部選手) |
FIFAワールドカップTMの熱戦の舞台から6月27日(金)午後帰国したばかりの長谷部誠選手が、週明け30日(月)、宮城県南三陸町の「あさひ幼稚園」を訪問しました。
自身の著書の印税などで、津波により園舎を流失したあさひ幼稚園の再建を支援された長谷部選手は、再建支援が決まった2011年12月以降毎年同園を訪問。今年2月の右膝靭帯手術後のリハビリで苦しんだ時も、そしてブラジルで苦しい戦いを続けた間も、励まし、応援し続けてくれたあさひ幼稚園の子どもたちに直接感謝の言葉を届けたいと、急遽実現した4回目の訪問。東京を早朝に出発し、同日夕方には東京に戻らなければならない強行日程の中、現地滞在に許された時間は僅か。それでも、子どもたちの笑顔は、2カ月にも及ぶ厳しいトレーニングと激戦から帰り、代表チームキャプテンという重責から解放されたばかりの長谷部選手の心を癒してくれたようです。
© 日本ユニセフ協会/tatsuo hirose/2014 |
2年振りの人形劇。今回も、オオカミ役で、台本なしのぶっつけ本番。「オオカミさんは“心を整えました”とさ」。先生方のアドリブ(?)に思わず…。 |
東日本大震災で被災した岩手県・宮城県・福島県の自治体の要請を受け、日本ユニセフ協会(東京都港区・赤松良子会長)は、保育園や幼稚園の仮設園舎、学童施設等全21施設の建設や大規模な修繕のための支援を実施。ご自身の呼びかけに応えてくださった著書の読者お一人お一人の気持ちを具体的な形にされたいという長谷部選手の思いを受け、同選手からお預かりした総額1億1,700万円のご寄付※を、21施設の一つ「あさひ幼稚園」の新園舎再建に活用させていただきました。
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子どもたちとタコ提灯作り。子どもたちより真剣に取り組んでいたようにも見えましたが。 |
※著書『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』の印税と、長谷部選手が2011年6月に出身地藤枝市で開催されたチャリティイベントの収益金の全額。
【過去の訪問の様子】
【日本ユニセフ協会の東日本大震災緊急・復興支援活動】
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「また来てね!」 長谷部さんの右手には、子どもたちから感謝のお手紙が。 |
日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部や被災地の団体や自治体、企業などの協力を得て、震災発生直後から支援活動を展開。学校や保健サービスの再開などの緊急支援活動や児童福祉施設再建支援などを実施しました。現在は、「心理社会的ケア支援(心のケア)」、「子どもの保護支援」、および「子ども参画による復興計画づくり支援」の3分野を中心に活動を継続しています。詳しくは、こちらをご覧ください。
東日本大震災復興支援活動 特設ページ