私たち、洗足学園中学高等学校・弦楽合奏部は、2022年の4月3日(日)に定期演奏会を開催しました。”アメのちニジ”というテーマのもとで、”空模様”というコンセプトを掲げ、私たちが駆け抜けてきた日々を表現しました。コロナ対策と主にあった日々の部活では、部活動の最後の1年間としては多すぎるほどつらい思いを経験しました。ですが、部員全員で”今できること"に全力で取り組む中で、様々なことを学び、充実したものに出来ました。
“空模様”のコンセプトに込められたもうひとつの意味として”情勢”というものがあります。昨今の世界情勢に目を向け、ウクライナの子どもたちに対して、私たちでも何か出来ることはないかと考え、公演当日に募金活動を行いました。
公演には多くの方にお越しいただき、無事に終えることができました。部員、先生方、家族をはじめ、たくさんの方に支えられて部活が成り立っていることを実感しました。それが目に見える形となったもののひとつがこのウクライナ募金でした。多額の募金をいただき感謝申し上げます。
- 顧問より
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たった1日の募金活動にこれほど多くの方に賛同いただけるとは、思っておりませんでした。しかし、私たちにとっても心を痛める世界情勢であることは事実です。早く世界が平和になることを願っております。今回部員の活動にWe Support UNICEF賞を頂けたことは、部員にとっても内外に認められたとして自己有用感を高めることになると思います。感謝申し上げます。
本校卒業生の横山果南さんは、2022年の3月~8月に日本ユニセフ協会学校事業部でインターンシップを行っていました。弦楽合奏部がユニセフ募金に取り組んだことを聞きつけて、賞状を直接生徒のもとへ届けてくれました。写真はその時の様子です。
写真:©洗足学園中学高等学校