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東京:日本の高校生たちがJ7サミットに参加

2015年6月5日


© UNICEF/PFPG2015-2750/Ausserhofer
ドイツで行われたJ7ユース・サミットに参加した中高生たち。


© 日本ユニセフ協会/2015
帰国後、ドイツでまとめた提案書(ていあんしょ)を安倍首相にわたしました。

6月7日、8日に世界7カ国の首脳(しゅのう)たちがあつまる大きな会議(かいぎ)、G7サミット*がドイツでひらかれます。そして、G7サミットの前の、5月6日〜14日のあいだ、若者たちによるサミット「J7ユース・サミット」がひらかれました。「J7ユース・サミット」では、世界19カ国からあつまった54人の若者たちが、G7サミットで話し合われる色々な内容について、話し合い、提案(ていあん)をまとめて、ドイツのメルケル首相(しゅしょう)にわたしました。日本からも、高校2年生6名が参加しました。

また、帰国後の6月2日には、安倍(あべ)首相(しゅしょう)に、ドイツでたくさんの国の若者の代表たちと話し合ったことや、その話し合いの中で生まれたアイディアや提案(ていあん)をつたえました。子どもたちがつくりあげた提案には、もっと政治に子どもたちも参加できるようにすること、世界の教育のためにもっと先進国(せんしんこく)が協力(きょうりょく)すること、厳しい環境でくらす子どもたちの数をゼロにすること、などが書かれています。

※子どもたちの活動のようすはJ7のFacebookでもみられます。

*G7サミット:フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7カ国が一緒に色々なことを話し合う会議(かいぎ)。

【今までのJ7のほうこく】
 「J7ユース・サミット2015」参加した高校生が首相官邸を訪問
 G7の議題を若者の視点で議論する J7ユース・サミット 若者の提案をメルケル首相に提出

■このニュースのくわしい内容は
 G7サミット/J7ユース・サミット 世界の課題に若者が提言
持続可能な開発に子どもたちの視点を

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