ユニセフ学校募金に、あたたかなお気持ちとご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
今年も、ユニセフ活動や授業など、様々な場面でご活用いただける資料を、各都道府県教育委員会のご協力のもと、全国の各学校・幼稚園へお届けしております。(特別支援学校・私立校へは直接お送りしております。)
今年も昨年に引き続き、「すべての子どもに、 を。」と、子どもたち自身が空欄に入る言葉を考え、埋められるようなポスター・チラシを制作しました。主体的で対話的な学びに基づく募金活動を皆さまの学校・園で展開していただくことを願っております。
また、学校現場の先生方から「ユニセフ募金だけでなく、授業の導入にも活用しやすい」とご好評いただいている短い動画コンテンツを収録したDVDは、今年も「ユニセフ活動の手引き」に付いています。さまざまな場面でご活用いただけましたら幸いです。
この各種資料・ツールは、5月上旬頃に、校長先生宛てにお届けいたします。
ユニセフの歴史や活動について分かりやすくまとめた「ユニセフ早わかり」ページや、コピーして授業で配ることもできる「世界の子どもたちは、いま」等の教材ページのほか、出前授業や貸出教材などの申込書、ゆうちょ銀行でお使いいただける手数料免除の振込用紙などが詰まった手引き書です。
学校現場の先生方から、「学校では、Youtubeやインターネットアクセスが限られていて、オンラインの動画が活用しづらい」というご相談が多いことから、動画を11本収録したDVDもついています!
イベント、街頭募金、学校内の掲示などに広く活用いただけるポスターです。
敢えてキャッチフレーズの一部を空欄にすることで、ポスターを見た人がそれぞれボックスの中に入る言葉を考えたり、募金活動を実施する児童・生徒さんが呼びかける内容を決めて募金活動に臨んだりと、多方面の使い方ができるよう工夫しました。
ポスターに登場する子どもたちや、子どもたちが暮らす国の状況を見ることができる特設webページも4月中に完成する予定です。
テーマポスターに登場する子どもたちのお話や、みなさんからの募金でできることなどを紹介しています。折ると封筒になって「募金袋」としてもお使いいただけます。小・中学校には、児童・生徒数分をお届けしておりますが、小・中学校以外からもご請求いただけます。
ユニセフ学校募金は、65年前、日本の子どもたちが、戦後のユニセフからの支援の恩返しのために学校で始めた「ユニセフ協力募金」から始まりました。皆さまからの心のこもったご支援のおかげで、世界の子どもたちの状況は良くなってきています。一方で、未だ年間530万人の子どもたちが5歳の誕生日を迎えることなく命を落とし、5,900万人もの就学年齢の子どもたちが小学校に通えていないなど、“取り残されている”子どもたちも多くいます。ユニセフは、すべての子どもの命と権利が守られる世界の実現を目指し、活動を続けてまいります。どうか引き続き、あたたかいご支援、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。