ユニセフ学校募金に、あたたかなお気持ちとご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
本年も、ユニセフ募金活動、PTA活動、お勉強の時間など、様々な場面でご活用いただける資料を、全国の幼稚園へお届けしております。幼児のみなさまには少し難しい資料が多いかとは存じますが、先生方、保護者の方々のお力をお借りして、どうかご活用いただけましたら嬉しく思います。
また、今年は、絵本「ユニセフとえがおのひみつ」が新たに完成いたしました!幼稚園宛てにお送りする春のユニセフ学校募金資料の中に、1部が封入されておりますので、ぜひご活用いただけましたら幸いです。
テーマポスターや子どもチラシは、今年も昨年に引き続き、「すべての子どもに、 を。」と、子どもたち自身が空欄に入る言葉を考え、埋められるようなつくりとなっております。主体的で対話的な学びに基づく募金活動をみなさまの園で展開していただくことを願っております。
この各種資料・ツールは、4月下旬~5月上旬頃に、園長先生宛てにお届けいたします。
※認定こども園・保育園の皆さまにもお送りすることが可能です。学校事業部までご連絡ください。
栄養が足りず、病気にもかかってしまった、アフリカ・南スーダンのアデュちゃん。家に水道がなくて、毎日山の向こうまで水を汲みに行く東ティモールのディアナちゃん。争いから逃げて難民になった、ミャンマー出身のロヒンギャ(民族)のモンズールくん・・・。実在する子どもたちをモデルに、世界の子どもたちの現状や、みなさんからのユニセフ募金が、どのような支援につながっているのかを絵本を通して学ぶことができます。
絵本の最後には、モデルとなった子どもたちの紹介と、ユニセフが支援現場で使っている、子どもの栄養不良を測定する「上腕計測メジャー(実寸大)」もついています。
幼児~小学校低学年までお使いいただける絵本です。
ユニセフの歴史や活動について分かりやすくまとめた「ユニセフ早わかり」ページや、コピーして授業で配ることもできる「世界の子どもたちは、いま」等の教材ページのほか、出前授業や貸出教材などの申込書、ゆうちょ銀行でお使いいただける手数料免除の振込用紙などが詰まった手引き書です。
学校現場の先生方から、「学校では、Youtubeやインターネットアクセスが限られていて、オンラインの動画が活用しづらい」というご相談が多いことから、動画を11本収録したDVDもついています!
イベント、街頭募金、学校内の掲示などに広く活用いただけるポスターです。敢えてキャッチフレーズの一部を空欄にすることで、 ポスターを見た人がそれぞれボックスの中に入る言葉を考えたり、募金活動を実施する児童・生徒さんが呼びかける内容を決めて募金活動に臨んだりと、多方面の使い方ができるよう工夫しました。
ポスターに登場する子どもたちや、子どもたちが暮らす国の状況を見ることができる特設webページも4月中に完成する予定です。
テーマポスターに登場する子どもたちのお話や、みなさんからの募金でできることなどを紹介しています。折ると「募金袋」としてもお使いいただけます。園児・保護者用など、人数分をお送りすることも可能ですので、ご入用の場合には、下記学校事業部までご連絡ください。
ユニセフ学校募金は、65年前、日本の子どもたちが、戦後のユニセフからの支援の恩返しのために学校で始めた「ユニセフ協力募金」から始まりました。皆さまからの心のこもったご支援のおかげで、世界の子どもたちの状況は良くなってきています。一方で、未だ年間530万人の子どもたちが5歳の誕生日を迎えることなく命を落とし、5,900万人もの就学年齢の子どもたちが小学校に通えていないなど、“取り残されている”子どもたちも多くいます。ユニセフは、すべての子どもの命と権利が守られる世界の実現を目指し、活動を続けてまいります。どうか引き続き、あたたかいご支援、ご協力賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。