みなさん、自分にはどんな「子どもの権利」があるか知っていますか?世界のどこに生まれても、子どもは人間らしく幸せに生き、健康に成長する権利をもっています。いまから35年前にできた「子どもの権利条約」で、子どもにはどんな権利があるのかが定められました。
みなさんにも、世界中すべての子どもたちにも、等しく「子どもの権利」があります。でも、その権利が守られているかどうかにはずいぶん差があります。子どもたちのどんな権利がおびやかされているのか、考えてみましょう。
ブルキナファソ
ユニセフの「子どもにやさしい空間」ができて、遊ぶことができるようになったよ。
争いが続いてたくさんの人たちが避難しているの。学校に通えなくなってしまった子もいる。
コンゴ民主共和国
ぼくらの国も戦争をしているんだ。
この学校が避難所になったとき、黒板を燃やして火をたいて、料理したんだ。
イエメン
はしかと風疹の予防接種を受けたよ。この注射をしたら病気にかからなくてすむんだって。
ぼくの国でも戦争が続いているんだ。
インド
わたしたちはユニセフのおかげで、ここで学べるようになったの。小学校にあがるのが楽しみ!
でも、幼稚園や保育園に通えない子も、たくさんいるの
ガザ(パレスチナ)
いつ帰れるのかわからない。おうちのベッドで眠りたいのに・・・。
急に戦争になったの。にげろ!と言われて、おうちをはなれて、いま、家族でこのテントでくらしているの。
アフガニスタン
家の近くに水道はないから、みんなでこの川まで水をくみにくるの。
川の水はきたなくて、おなかをこわすこともあるよ。
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