![アフリカに生まれるということ、それは世界でもっとも死の危険にさらされるということ。年間500万人、今日も1万4000人の幼い命が奪われています。6人に1人が5歳まで生きられないアフリカ](images/acsd/acsd_1.jpg)
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アフリカ・シエラレオネの赤ちゃん、セニョは、未熟児として生まれてきました。産声もあげず力なく横たわるセニョを見て、お母さんはあわててお乳をあげようとしましたが、自分も満足に食事をとっていないため、母乳が出ません。もよりの診療所までは歩いて何日もかかるのです。
赤ちゃんは免疫力が弱く、はしかなどの感染症にかかりやすいうえ、アフリカではマラリア蚊が子どもの命を脅かしています。
また、肺炎で命を落とす子どもも多く、サハラ以南の国々では、肺炎にかかった子どもの6割が治療を受けることができません。こうしてアフリカ全土では6人に1人、シエラレオネやアンゴラでは4人に1人が、5歳まで生きることもできずに命を絶たれています。
どこに生まれても尊い命、守れるはずの命です…
![どこに生まれても命の重さは、同じはず](images/acsd/acsd_3.gif)
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