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今年のボランティア参加方法

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過酷な状況に置かれても、懸命に“今”を生ようとする子どもたち。

子どもの権利条約には「差別の禁止」「子どもの最善の利益」「生命、生存及び発達に対する権利」「子どもの意見の尊重」という4つの原則がありますが、今回のハンド・イン・ハンドでは「生命、生存及び発に対する権利」をテーマといたします。これは、すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されるという原則です。子どもたちが健やかに成長できるよう、自分たちに何ができるかを考え、行動してみましょう。

  • 子どもたちの健やかな成長

    CASE 01ウクライナの子どもが抱える心の不安を解消するためのアートセラピー支援

    ウクライナの子どもたちは、今もメンタルヘルスに深刻な影響を受け続けています。ユニセフは、ストレスを緩和するためにアートセラピーを用いて、子どもたちに心のケアを提供しています。 「戦争が終わることを願う子どもも多いです。できるだけ、戦争以外のことも考えられるようにしてあげたいです」(ユニセフ・ソーシャルワーカー)

    CASE 02ウクライナの妊産婦の安全を守るため改修された病院の地下室

    ウクライナでこれから生まれてくる赤ちゃん、生まれた赤ちゃんを守るために、妊産婦は安全な場所を必要としています。 最近まで、病院の地下室は人が過ごせる状態にありませんでしたが、ユニセフとパートナー団体は、16の病院の地下室を改修しました。 「安全であることが、とても重要です。自分自身だけでなく、生まれてくる子どもを守るために、地下室に避難します」と、妊婦のタチアナさんは話します。 すべての子どもは、保健医療を受け、保護される権利を持っています。 戦闘下では特に、それらの権利が守られなければなりません。

    CASE 03紛争下のスーダンで、ナバさんが案内する安全な居場所“マカンナ”

    紛争激化から1年以上が経過したスーダンーー。 首都ハルツーム出身のナバさん(10歳)も、紛争の影響で避難を余儀なくされたひとり。現在は、東部のカッサラ州で暮らしています。避難当初はよく泣いていたというナバさんですが、“マカンナ”に通うことで、安心できる居場所を見つけました。「戦争のことを忘れさせてくれるマカンナが大好きです」と、今では元気に過ごしています。
    “マカンナ”とは、アラビア語で“私の居場所”。ユニセフが支援する子どもたちが学び遊ぶことのできる安全な場所です。 スーダンでは、紛争から逃れた460万人の子どもたちが、国内および国外で避難生活を送っています(2024年3月31日時点)。ユニセフは、ナバさんのような子どもたちへ、心のケアや教育、保健、水と衛生などの支援を届けています。

    CASE 04栄養不良から回復した子どもたちの物語~サナド@イエメンの場合

    イエメンで暮らす男の子サナド(生後4カ月)は、重度の栄養不良で体重が3.5kgしかありませんでした。極度の脱水状態で泣き止むこともできず、母親のラニームさんは、ユニセフが支援する病院に息子を連れて行きました。そこで、特に重度の栄養不良状態にある子どもたちの治療に使われる治療用ミルクをもらい、サナドはやっと落ち着きました。3カ月後……自宅での治療に移ったサナドは、栄養治療食を食べて回復を続けていて、体重は5kgにまで増えました。「栄養不良の状態から、こんなに元気になるなんて思いませんでした。母親は、子どもに1番良いことをしてあげたいものでしょう?どんなに大変なことでもね」(ラニーム) ユニセフは、世界中の子どもたちの命を守り、すこやかな成長を支えるために活動しています。

  • 子どもたちの状況

    CASE 01ウクライナでの紛争激化から800日~子ども時代を過ごせるように

    2022年2月24日に戦闘激化から800日が経過したウクライナ。
    今も290万人以上の子どもたちが支援を必要としています。
    ユニセフは、ウクライナの子どもたちに安全で幸せな子ども時代を過ごせるよう、現地で活動を続けています。

    CASE 02ガザ人道危機 緊急募金】避難民キャンプに届いたユニセフの衛生物資

    ユニセフは、ガザ地区の避難民キャンプに基本的な衛生キットを配布しました。体の清潔さや、テントの衛生を保つことができる衛生キットは、子どもたちや家族の健康状態を守ります。 しかし、現地で高まるニーズに追いついていません。ユニセフは、命を守る支援を届けるために、安全な人道的アクセスを必要としています。

    CASE 03ガザ 子どもたちの夢

    ガザの子どもたちに、激しい戦闘が起きる前に思い描いていた「夢」を聞きました。

    「夢は、自転車を買ってガザの街を走ること」
    「夢は、私と妹の部屋を人形やおもちゃでいっぱいにすること」
    「夢は、広い公園でスケートボードで遊ぶこと」

    子どもたちには、夢を実現する権利があります。
    すべての子どもに、平和を。

    CASE 04危険な労働に従事するアフガニスタンの子どもたち

    6月12日は「児童労働反対世界デー」。 いまだに児童労働が大きな問題となっているアフガニスタン。 子どもの5人に1人が働いており、そのうち22%の子どもたちが危険な労働を強いられています。学校に行く代わりに家計を支え、幼いきょうだいを養わなければならず、子どもらしく生きる権利を奪われています。
    ユニセフは、現金給付支援を拡大し、危険な労働を強いられている子どもの親に、収入を得られる手段を提供しています。

  • ユニセフの活動(子ども向け)

    CASE 01 ユニセフとえがおのひみつ

    家に水道がなくて、毎日水を汲みに行くディアナちゃん、争いから逃げて難民になったモンズールくんなど、実在する子どもたちをモデルに、世界の子どもたちの現状やユニセフ募金がどのような支援につながっているのかを学べる絵本「ユニセフとえがおのひみつ」。 金田賢一さんによる朗読です。

    CASE 02100円の旅~みなさまのご支援で

    現在、世界で5歳の誕生日を迎えられずに亡くなる子どもは年間500万人。ユニセフは、約190の国と地域で、子どもの権利を守る活動をしています。その活動は、みなさまの募金で支えられています。

    例えば、100円の募金。約80円は、途上国などでユニセフが実施する、保健・栄養、水と衛生、教育、子どもの保護、緊急支援などに使われています。約20円は、日本の子どもたちの権利を守るための国や企業などへの働きかけ(政策提言)や、支援の輪を広げる活動に使われています。