私たちの新潟盲学校は来年度統合し、新たに「新潟よつば学園」となります。新しくなる学校への準備過程で、校内には長い歴史の中で陶芸愛好家の生徒や職員が制作した陶芸作品が数多く残されていたことが判明しました。最後の文化祭になる今年、「忘れられていた焼き物たち販売」と題して、この焼き物たちを販売し、困っている人たちに寄付しようと、活動がスタートしました。
忘れられていた焼き物たちを販売するまでに、およそ400点ある焼き物を洗浄して運んだり、販売の練習をしたり、多くの時間をかけて準備しました。生徒全員で、どうしたら多くの人に買ってもらえるか、包装はどうしたらいいかなど、様々なことを話し合い、得意なこと不得意なことを理解しあって作業を分担しました。
今回の活動では、それぞれに得たことが多く大変貴重な経験となりました。また、寄付するということを通して、自分たちの頑張りが形になったようで大変嬉しく思っています。