令和5年度(2023年度)秋のユニセフ資料が完成しました!
全国の学校に、世界の子どもたちの栄養危機についてとりあげた壁新聞や、こども家庭庁の創設で関心が高まっている「子どもの権利条約」についての先生向け実践ガイドと子ども向け学習資料をお届けします。
第68回ユニセフ学校募金活動へのご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
学校事業部では、毎年春と秋に、国際理解教育やユニセフ活動にご活用いただける資料を、各都道府県教育委員会のご協力のもと、全国の各学校・幼稚園へお届けしております。(特別支援学校・私立へは直接お送りしております。)
今年も秋の資料が完成し、順次発送中です。授業や課外活動にご活用いただけましたら幸いです。
◆2023年度ユニセフ学校通信(壁新聞)
「栄養不良がおびやかす 子どもたちの権利」
52cm×73cm(B2ポスターサイズ)
世界のどこに生まれても、子どもは、人間らしく、幸せに生き、健やかに成長する権利を持っています。このことは「子どもの権利条約」という人権条約で定められた、すべての子どもたちの権利です。しかし、国際条約で決められていても、世界中で子どもたちの権利が十分に守られているとは言えません。いま、気候変動や紛争などの影響により、アフリカや中東などで、これまでにない規模の栄養危機が起きています。「栄養不良」を切り口に、ユニセフと一緒に「子どもの権利」について考えてみませんか?
◆学習資料 子どもの権利条約 (第1~40条抄訳一覧付き)
A4見開き
「人権ってどんなもの?」
「子どもにはおとなと同じ権利だけで十分かな?」
『子どもの権利条約』で定められている子どもの権利について、わかりやすく学べる子ども向けの資料です。
グループでできるアクティビティや、“子どもの権利条約の父”と呼ばれるユダヤ系ポーランド人のコルチャック先生に関するコラムも読むことができます。
表面は条約の第1〜40条をわかりやすくまとめたイラスト付きの抄訳一覧となっています。
◆Child Rights Education
子どもの権利を大切にする教育 先生のための実践ガイド
A4巻き折り(6ページ)
ユニセフは、世界各国で「Child Rights Education (CRE): 子どもの権利を大切にする教育」を推進しています。「子どもの権利条約」の学びを通して人権や子どもの権利についての理解を深め、子どもたちの権利があらゆる面で守られた教育環境をつくっていく取り組みです。自身の尊厳が守られた環境で、子どもたちが健やかに、そして可能性を十分に伸ばしながら成長できる学校・園づくりを目指します。
「先生のための実践ガイド」は、CREに関心のある先生方向けの実用的な資料です。子どもの権利が守られた学校・園づくりの提案や実践事例のほか、ご自身の学校・園で子どもたちの権利がどのくらい守られているかを自己評価できる簡単なチェックシートも掲載されています。さらに、学校で広く学習されているSDGs(持続可能な開発目標)に関連して、世界のさまざまな課題が、子どもたちの権利とどうつながっているかも解説しています。
※当実践ガイドには、「学習資料 子どもの権利条約(第1~40条抄訳一覧付き)」が付いています。
◆挨拶状:ユニセフ学校募金秋季資料をお届けいたします
(募金用振込用紙・資料請求用紙つき)
A4見開き
秋季資料に関するご案内と、学校用のユニセフ資料請求用紙です。国際理解教育やSDGs学習で使える資料がたくさんありますので、この機会にぜひご利用ください。ユニセフ募金活動用の振込用紙もついています。
◆チラシ:ウェブサイト「ユニセフ こどスポ」
A4
スポーツをする子どもたちやその活動を支える方々のための新しいウェブサイトをご紹介するチラシです。日本ユニセフ協会では、子どもが安心してスポーツを楽しめるよう、子どものスポーツに関わるすべての人のための行動指針「子どもの権利とスポーツの原則」を2018年に発表し、子どもの健全な成長を支えるスポーツ環境づくりを呼びかけています。スポーツ団体や体育連盟等からもご賛同いただいています。
この原則を子どもたち自身にも知ってもらうためのウェブサイト「ユニセフ こどスポ」がオープンしました!部活動指導や地域スポーツの場において、スポーツの力を子どもたちの健やかな成長に最大限生かせるように、「ユニセフ こどスポ」をぜひご活用ください。
ユニセフの学校向け資料を、社会科や総合的な学習の時間、特別活動、道徳、各教科の学習・取り組みにご活用ください。