【2017年12月28日 東京発】
©東京大学UNiTe |
中央大学林光洋ゼミナールの学生たちによるユニセフウィークに続き、12/18(月)~12/22(金)の5日間、東京大学駒場キャンパスでもユニセフウィークが実現しました。企画したのは、東京大学UNiTeの皆さん。なんとテーマは「インスタ映え」とのことで、大学の構内がユニセフカラ―の青色とUNiTeが独自に進める「EMPOWER Project」カラーのマゼンタ色にライトアップされました。
©日本ユニセフ協会 |
東京大学UNiTeのメンバーは、社会の困っている人と助けになりたい人をつなぐ共通マークを広める「EMPOWER Project」をはじめとして普段から様々な社会貢献プロジェクトを企画・運営しているほか、大学の五月祭での国連展示や国連本部での活動発表など、精力的に国内外で活動しています。メンバーの数名は、一年前にユニセフハウスで行われた大学生向けのユニセフ企画を考えるワークショップにも参加し、「クイズを解いていくと募金になるアプリの開発」や「大学の建物を使ったユニセフ謎解き脱出ゲーム」、「ミスター東大・ミス東大にユニセフハウスに来てもらう」などたくさんのアイディアを出してくれました。
そして今回、ユニセフウィークのテーマを流行りの「インスタ映え」に設定し、東京大学学生支援課と東京大学消費生活協同組合のバックアップのもと、啓発活動とユニセフ募金活動を実施することになりました。
©東京大学UNiTe |
どうしたらキャンパスの大学生たちに関心を持ってもらえるだろう、と考えた結果、フォトジェニックな空間をつくろう!と大学祭で使用した灯篭をユニセフカラ―にカスタマイズすることに決定。学生たちが大学側とも交渉し、大学構内のライトアップや募金活動を許可していただくことができました。
©東京大学UNiTe |
期間中は、学生たちが構内や学生生協に立ってユニセフ募金を呼びかけたほか、東大生の闘志に火をつけそうな難しいクイズを出したり、スマートフォンを使ってユニセフのVR(バーチャル・リアリティー)動画が見られるコーナーをつくったりもしたそうです。
募金活動に携わった学生たちからは、「東大生はシャイなのか、直接呼びかけるよりも、募金箱をライトアップした灯篭の上に置いて陰からこっそり見ていたほうが、協力してくれる人が多い気がしました・・・」なんてコメントも聞かれました。
ユニセフウィークを企画した東京大学UNiTeの茂木麗奈さんは、「ユニセフへの募金を呼びかけた際に多くの学生が積極的であったのが非常に印象的でした。今後は、イルミネーションも用いて正門を照らしたいと思います」と感想を述べていました。また同・三枝駿介さんは、「今回は一週間、募金に限定しての活動でしたが、今後は毎月1回など定期的にやったり、UNICEF関係者の講演やワークショップなどほかの活動と絡めていけたらいいと思います」と今後の展開に意欲を燃やしていました。
©東京大学UNiTe |
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