これまでアフリカのこと、人々のことをもっと知りたいと思い、アフリカを何度か訪問させて頂きました。

その中で、厳しい現実を目の当たりにし、ショックを受けると同時に、豊かな文化や音楽、そして人々の温かさを知り、共に幸せになっていきたいと強く願うようになりました。

過酷な状況の中でも、　笑顔で必死に力強く生きている子ども達と出会うたび、いつも心打たれます。

アフリカに行き、子どもたちにとって、『教育』は、とても大切なものの１つだと実感するようになりました。

読み書きができるようになることで、正しい情報を手に入れることが出来、自分の考えを文字により伝えることを可能にします。また、教育を受けることにより、将来の職業の幅も広がり、収入を得るきっかけも多く生まれます。

しかしアフリカには学校に行くことができない子どもが大勢います。

中でも特に女の子は家事の手伝いをしたり、両親に教育を受ける事を認めて貰えないために学校に通うことができない割合がはるかに男の子よりも高いという現実に直面しています。

男性の能力も素晴らしい！それと同じくらい女性の能力も素晴らしい！そんな彼女たちが教育を受け、よりその能力を発揮できたのなら、きっと素晴らしい可能性が生まれる。そう実感します。現に教育を受けている女性の方が、母親になった時の子どもの死亡率が、そうでない母親よりも低いそうです。

教育は、ただ学問を学ぶだけではありません。“命“と、“人生”のための大切なスキルを学ぶものでもあります。

マラウイで出会った女性は、子どもの幸せは、新しいことや楽しいことを知っていくプロセスにあると教えてくれました。世界中すべての女の子にそのプロセスを与える事を可能にする「教育」を手にして学んで欲しいです。