ユニセフってなあに

ユニセフのしごと

自然災害や戦争に巻きこまれた子どもたちを守る

救援物資を届ける

戦争や地震・台風などの自然災害のために難民キャンプに逃れてきた人びとに、テントや毛布、食べもの、水、くすりなどを届けています。
ユニセフはコペンハーゲンとアラブ首長国連邦のドバイ、パナマに大きな物資センターをおいて、必要なものを地球上のどこにでも48時間のうちに届けられるようにしています。

届け世界中の子どもたちへ (PDF 84KB) >> 

難民キャンプでの保健活動

トイレなどの衛生施設も整っていない難民キャンプでは病気が広まりやすくなっています。ユニセフは子どもたちに予防接種をしたり、げりをしている子どもには経口補水療法をおこなったりしています。また、栄養不良の子どもたちに栄養補助ミルクや高たんぱくのビスケット、栄養価の高いブランピーナッツというペースト状の食品などを渡しています。

家族再会プログラム

混乱の中で親やきょうだいとはぐれてしまった子どもが、少しでも早く家族と再会し、一緒にくらせるように、家族をさがす活動をしています。

心のケア

戦争や災害のために家族をなくしたり、恐ろしい場面を見てしまったりした子どもたちは、大きなショックを受けて、中には笑えなくなってしまったり、話せなくなってしまったり、ものを食べられなくなってしまったりする子どもたちもいます。
ユニセフは、学校を再開し、子どもたちに話をしてもらったり、絵をかいてもらったりして、子どもたちが心もからだも元気になれるように取り組んでいます。

子どもの兵士をなくす

戦争の中で兵士にさせられていた子どもたちが、家族や家族がわりになる環境にもどって平和な気持ちを取りもどせるようにします。仲間たちと自分の経験を話し合う場をつくったり、ともだちとなかよくすることをおぼえたりできるようにします。

地雷の被害にあわないようにする

戦争中にうめられる地雷は、戦争が終わったあとも人びとをおびやかしています。
ユニセフは地雷のある場所に印をつけて人びとに知らせたり、地雷のことを子どもたちに教えて、被害にあわないようにしたりしています。また、地雷の被害にあった子どもたちが、義足などを使って日常生活にもどれるように支援しています。

「平和が大切」という教育を広める

戦争を起こさない世界をつくるために、おたがいをよくわかりあい尊重すること、なかよくくらすこと、平和をつくるために必要なことなどを世界中の子どもたちが学べるように、はたらきかけています。


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財団法人 日本ユニセフ協会