「ある日、お父さんが学生向けのラジオの教育番組を聴くように僕にアドバイスしてくれて、実際に番組を聴いてみるとそれはとても面白かったよ。僕のように学校が休校になって家に引きこもる子どもたちにとってはとても助かる内容だったしね。そこで次の日、友達にも僕の家でラジオ放送を一緒に聴こうと誘ったよ」とスティーブさんは話してくれました。
ユニセフが技術支援や資金援助を行っているダイオセサン・コミュニケーションセンターは、教育省との協力関係をもとに、子どもたちと教育とをつなぐラジオの教育番組を実現させました。
ラジオの番組が始まるまでスティーブさんは自宅で復習しながら、教育番組を一緒に受講する仲間たちの到着を心待ちにしています。子どもたちは6人で1つのラジオクラブを作り、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちながらラジオを聴くのです。