パートナー(協力企業)
ロクシタン(L’OCCITANE)基金
UNION FOR VISION 10 BY 20 プロジェクト
©UNICEF 栄養の補給とともに病気の抵抗力を強めるために不可欠なビタミンAの経口補給を受けるパプアニューギニアの子ども。
2017年以来、ロクシタン基金は視覚障がい者支援を目的とした社会貢献活動「UNION FOR VISION 10 by 20」の一環として、ミャンマー、パプアニューギニア、ボリビアの子どもたちを、ビタミンA欠乏症を原因とした失明の危険から守るユニセフの活動を支援しています。特にソリダリティ製品(ソープ)の開発と販売において、ロクシタン・グループのすべての従業員を巻き込み、国際的に連携した取り組みを実施しています。
ロクシタン基金の使命
ロクシタンは1976年、オリビエ・ボーサンが創設して以来、社会に関わる活動をサポートしてきました。2006年にロクシタン基金が設立され、従来の様々なサポート・プロジェクトが調整され、3つの特定分野でコミットメントが強化されました。それらは、回避することが可能な視覚障がいを防ぐ活動、地中海地域の自然遺産の保護、ロクシタン製品に必須なシアバター生産国である西アフリカのブルキナファソにおいて女性のリーダーシップを促進することです。ブルキナファソでは、ユニセフの女子教育支援活動もサポートしています。
従業員の参加
ロクシタングループ各国の支社とその従業員の賛同のもと、視覚障がい者を支援するための「UNION FOR VISION 10 by 20 プロジェクト」では、毎年、全従業員参加型のチャリティーラン「RACE FOR VISION」を実施しています。これは、期間中に走った距離を金額換算し、合計額をユニセフの支援プロジェクトに寄付するものです。2019年度は5,629人が参加しました。また、フランスでは、従業員が給与の端数金額を寄付する取り組みも実施しています。
206万人の子どもたちを失明の危険性から守る
2019年までに170万人の子どもたちの視力を維持することを目標に、3カ年にわたり年間100万ユーロをユニセフの支援プロジェクトに寄付することを発表。収益をすべて*寄付するソリダリティ製品(ソープ)の販売を通じた寄付と従業員のコミットメントにより、その目標は上回りました。さらに36万人の子どもたちを失明の危険から防ぐためにニジェールで新しいプログラムをすすめることが決定されました。
*税や輸送コスト、製造原価など除く全収益