ユニセフと日本ユニセフ協会の歴史
◆世界 ■日本
1945年 | ◆10月、国際連合成立 |
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1946年 | ◆12月、第1回国連総会でUNICEF(国連国際児童緊急基金)創設される(1950年末までの援助資金・拠出誓約の総額:1億1900万ドル)。 |
1947年秋 | ◆アメリカから送り出された粉ミルクなどのユニセフ援助物資が欧州に到着し始める。(そのほかに肉類、油、砂糖、医薬品、靴や衣服を現地で製造するための資材などが送られる。) (12カ国400万人の子どもたちが恩恵を受ける。) |
1949年 | ◆チェコの少女イトカちゃんの絵柄を第1号とするユニセフ・グリーティングカードが売り出される。 ■日本へのユニセフ援助が始まる。 |
1950年 | ◆この頃、ユニセフ廃止の動きが起こるが、「途上国の子どもたちの長期的ニーズに応える活動を最優先」することでさらに3年間据え置かれることになる。 |
1953年 | ◆10月8日 国連機構内の一機関としてユニセフを存続させることが国連総会で満場一致で可決。新名称『国際連合児童基金』に改名されるが、略称の「ユニセフ」は世界中の人々に親しまれていたため、そのまま使用される。 |
1955年 | ■日本の全国700町村の母子衛生組織にユニセフ・ミルクが贈られ、以後1959年まで続く。 ■6月9日 『日本ユニセフ協会』が財団法人として設立される。 |
1956年 | ■『世界子どもの日』をきっかけに、第1回ユニセフ協力募金(現在の『学校募金』)始まる。 |
1959年 | ■9月、伊勢湾台風、日本を襲う。愛知・三重・岐阜などに大被害もたらす。ユニセフから被災母子に毛布4万枚贈られる。 ◆『児童の権利に関する宣言』が国連総会で採択される。 |
1961年 | ◆教育分野への協力に乗り出す。 |
1964年 | ■10月、東京オリンピック開催 ■この年をもって日本へのユニセフ援助が終わりを告げる。 (15年間の日本へのユニセフ援助額は、当時の金額で65億円。) |
1965年 | ◆ユニセフがノーベル平和賞を受賞。 |
1970年 | ■5月、万国博で『ユニセフ万国博募金』として1億円を目標に一般の人々を対象とした募金がスタート。 |
1974年 | ◆「児童の緊急事態宣言」を発表。飢えや疫病に苦しむ子どもたちの救済を呼びかける。 |
1977年 | ■日本ユニセフ協会、ユニセフの国内委員会として正式に承認される。 |
1979年 | ◆国際児童年(IYC)。世界各地で記念事業が開かれ、一般市民,諸機関が子どもに対する関心を高めた。 ■ユニセフ学校募金、1億円突破。 ■ユニセフ『ハンドインハンド』街頭募金始まる。 |
1981年 | ■10月、学校募金、各都道府県で不参加校ゼロを達成(学校募金総額約1億8100万円)。 |
1984年 | ■黒柳徹子さんユニセフ親善大使に任命される。 |
1986年 | ◆新しいロゴマークできる。 |
1989年 | ◆11月、 『児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)』国連総会にて採択。 |
1990年 | ◆9月、『子どものための世界サミット』ニューヨークの国連本部で開催される。大統領・首相級の人たちも含めて、世界159カ国から代表が参加。西暦2000年に向けての目標などが決められる。 |
1992年 | ■8月、『ユニセフ外国コイン募金』開始。 | 1993年 | ■11月、『子どもの権利条約』理解促進委員会設立。(事務局は当協会内) |
1994年 | ■4月、『子どもの権利条約』日本で批准される。(日本は158カ国目の批准) |
1995年 | ■6月、日本ユニセフ協会設立40周年を迎える |
1996年 | ◆12月、ユニセフ創設50周年を迎える |
1998年 | ■アグネス・チャンさんを日本ユニセフ協会大使に任命。 |
1996年 | ■7月、日本ユニセフ協会関西事務所を閉鎖。 |
2001年 | ■6月、新ユニセフハウス オープン |
2002年 | ■5月、国連子ども特別総会開催。 |
2003年 | ■新しいユニセフ・ロゴができる。 |
2005年 | ■5月、日本ユニセフ協会創立50周年記念イベント、「ユニセフ子どもの祭典」開催。 ■6月、日本ユニセフ協会創立50周年を迎える。 ◆10月、「子どもとエイズ」世界キャンペーン開始。 |
2006年 | ◆ユニセフ創設60周年。 |
2007年 | ■日野原重明さん、日本ユニセフ協会大使に任命。 |
2008年 | ◆11月、「第3回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」がブラジルで開催される。 |
2009年 | ■ユニセフと日本のパートナーシップ60周年記念式典を開催。 |
2010年 | ■5月、児童ポルノに反対する国民運動開始。法改正を求める署名(116万筆)が集まる。 ■9月、ユニセフの新戦略、「公平性に基づくミレニアム開発目標の達成」を発表。 |
2011年 | ■3月11日、東日本大震災発生。直ちに、半世紀ぶりに国内での救援活動を開始。 |
2014年 | ■6月、「児童ポルノ禁止法」の法改正が実現 ■9月、子ども虐待防止世界会議が名古屋で開催。シンポジウムを開催 ◆「子どもの権利条約」25周年 |
2015年 | ■日本ユニセフ協会創立60周年 |
2016年 | ◆アグネス・チャンさんをユニセフ・アジア親善大使に任命 ◆ユニセフ創設70周年 ■長谷部誠さんを日本ユニセフ協会大使に任命 |
2018年 | ■10月、日本型子どもにやさしいまちモデルの検証を開始 ■11月、子どもの権利とスポーツの原則を発表 |
2019年 | ◆「子どもの権利条約」30周年 |
2021年 | ◆ユニセフ創設75周年 |
2024年 | ■子どもの権利条約 日本批准30年 ■こどものけんりプロジェクト を開始 |
この他にも、日本ユニセフ協会は年間を通じて、様々なイベントや報告会を開催しております。詳細は、報告会レポートをご覧ください。