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公益財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフについて 活動指針

ユニセフが実現を目指す世界

    © UNICEF/ HQ06-1393/Giacomo Pirozzi

ユニセフは、世界中の全ての子どもたちが健康に、そして平和な世界で暮らせるように活動しています。

国際連盟がジュネーブ子どもの権利宣言を採択した1924年以来、国際社会は、子どもたちに生存、健康、教育、保護および参加などの権利を守るという約束を、様々な形で表明してきました。

こうした約束のうち、もっとも遠大で包括的なものが、国連総会で1989年に採択され、2007年12月現在192カ国が批准している子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)です。

人権条約としては、歴史上もっとも幅広い支持を集めているこの条約は、その2つの選択議定書 とともに、子どもたちに対する各国政府の法的義務を具体的に定めています。子どもの生存・発達・保護を保障・実現することは、もはや「努力目標」ではありません。「道徳的・法的義務」なのです。条約を批准した各国政府は、国連の「子どもの権利委員会」に、各国の子どもの権利状況や、権利実現ための取り組みを定期的に報告する責任も果たさなければならなりません。

近年、世界の指導者たちは、これらの「子どもたちとの約束」を再確認し、その内容を拡充し期限を定めた具体的目標も設定しました。このような約束のうち、もっとも新しいものが、2000年9月に開催された国連ミレニアム・サミットで表明されたもので、そこからミレニアム宣言ミレニアム開発目標 が導き出されました。

さらに、これらの国際的社会開発目標を、より子どもの問題・課題に特化したものが、国連子ども特別総会(2002年5月開催)で採択された「A World Fit for Children(子どもにふさわしい世界)」と呼ばれる文書です。「ミレニアム開発目標」「ミレニアム開発宣言」と「子どもにふさわしい世界」。

これらの文書に描かれた「世界」こそ、ユニセフが現在実現を目指している世界です。

 

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