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財団法人日本ユニセフ協会

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韓国の新星 パク・チソン

韓国人で初めてイギリスリーグのプレーヤーとなったパク・チソン

ヨーロッパで期待されている多才なプレーヤーのひとり、パク・チソンは、韓国でも人気の高い選手です。彼も2006FIFAワールドカップTMでユニセフと国際サッカー連盟(FIFA)が展開するキャンペーンに参加しています。

1981年韓国のソウルで生まれたパクは、ずっと体育の教師になろうと思っていました。けれども卓越した運動能力ゆえに、高校卒業と同時にわずか18歳で京都パープルサンガのプロのサッカー選手となりました。高校を出てそのままJリーグに加わった、はじめての韓国人プレーヤーです。彼はその汎用性の高さ、スピード、すばらしい耐久力、フリーキックの巧妙な正確さで、チームでもっとも頼られる選手となりました。

2002年のワールドカップの前哨戦にあたる国際親善試合中、パクは対イギリス戦と対フランス戦で得点を決め、国際的な脚光をあびました。ワールドカップの期間中に行われたグループ予選の対ポルトガル戦でも、彼は韓国の勝利を決める得点を挙げました。

ベストプレーヤーたちの間で

国際試合での抜きんでたプレーにより、ヨーロッパからスカウトされた彼は、韓国のサッカーファンに惜しまれる中、アジアからヨーロッパに移り、オランダのチームPSVアイントホーフェンに加わりました。

PSVでパクは、多才なプレーヤーとしての才能を開花させ、ピッチのどのポジションでもたくみにプレーできることを証明しました。PSVに移籍してまもなく幾度かの故障がありましたが、パクは2005年UEFAチャンピオンズリーグ、オランダカップでも大活躍しました。

その年、PSVはUEFAチャンピオンズリーグの準決勝でACミランと対戦し、接戦のすえに勝利をのがしました。しかし、このソウル出身の新星にプレミアリーグが注目し、マンチェスター・ユナイテッドが引き抜きます。パクはこうして、イギリスリーグでのはじめての韓国人プレーヤーとなったのです。プレミアリーグの雰囲気に慣れたパクは、優れた選手群の中ですでに輝く才能を発揮しています。

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