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『女の子に教育の機会を!』 FIFA女子ワールドカップ中国2007
2007年9月10日から30日まで中国で開催される、FIFA女子ワールドカップ。ユニセフとFIFAは、女子教育の重要性を訴える公共CMキャンペーンを展開します。 就学年齢に達していながら小学校に通っていない子どもは世界に1億1500万人。その半数以上が女の子です(男子100人に対し女子115人)。また、就学できた女の子も、途上国では、その5人に1人が卒業前に学校を離れています。 昨年12月に発行された2007年版ユニセフ「世界子供白書」は、“ジェンダーの平等がもたらす二重の恩恵”をテーマに、女の子に教育の機会を与えることが、彼女たちに社会的な地位を確保し、ジェンダーによる差別をなくし、女性のエンパワーメント(社会的地位の向上と能力強化)を実現すること。また、それが子どもたちの生存や健全な発達の促進につながることを訴えています。 全国屋外大型ビジョンで放映スタート 放映スタート キャンペーンの一環として、ユニセフとFIFAが女子教育の重要性を訴える公共CMが、 渋谷109フォーラムビジョン、原宿アストロ、有楽町マリオンビジョン、渋谷宮益坂1・Gビジョン、エキサイトビジョン柏、エキサイトビジョン大宮アルシェ、エキサイトビジョン開運、Flag Vision、八王子SUN VISION、水戸COMBOX310、ビスビジョン幕張 なでしこJAPAN 荒川恵理子選手、宮間あや選手からのGoals for Girls!メッセージ スポーツが示す女性の可能性かつて「男性のもの」だったスポーツの世界。今日、私たちが目にする「彼女たち」が活躍する姿は、社会で「常識」と思われていることや、女性の社会参加に立ちはだかる「壁」も乗り越えることができるものだということを私たちに教えてくれます。そして、特に男性が「独占」していたスポーツの典型であるサッカーの世界で活躍する女性の姿は、女の子の社会的地位の向上を、力強いメッセージで伝えてくれます。 スポーツとユニセフ、教育、女の子全ての子どもたちは、「教育を受ける権利」と同様、「遊ぶ権利」を持っています。そして「遊び」や「スポーツ」は、「教育」と同じくらい、子どもたちの人生に大きな影響力を持っています。子どもたちはスポーツを通じて社会的な価値を知り、社会性を身につけます。他人と力を合わせる事、自分を信じ律すること、ルールを守ること、他人の価値を認め信頼すること。スポーツは、子どもたちの身体を鍛え、心を育てます。 スポーツはまた、特に途上国の「ユニセフの現場」では、特に女の子に特別な意味や機会を提供してくれる手段でもあるのです。家事や慣習など、様々な理由から教育の場を追われてしまった女の子たちに、サッカーなどのスポーツの機会を提供することにより、彼女たちとコミュニティーとの間に新たな「接点」が生まれます。こうした接点・機会を通じ、ユニセフは、社会から疎外されている女の子たちに、学校外教育(ノンフォーマルエデュケーション)や保健衛生の知識など、生きるために、そして子どもたちを育てるために必要な基本的な知識を学ぶ機会を提供しています。
************** 一人でも多くの子どもたち、就学率が低く退学率の高い女の子たちに学ぶ機会を・・・。
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