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ナイジェリア: 女子生徒約100名誘拐
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© UNICEF/NYHQ2008-1078/Christine Nesbitt |
ナイジェリアの女の子。※この写真は本文との関係はありません。 |
4月14日月曜日の夜、ナイジェリア北東部ボルノ州で、学生寮が襲撃され、12歳〜17歳の女子生徒約100名が誘拐されました。ユニセフは、この事件を最も強い言葉で非難し、女子生徒の即時かつ無条件での解放を求めます。
ユニセフは、ナイジェリア国内で続く学校への襲撃に深い憂慮を示します。2月には、北東部ヨベ州ブニヤディで何者かが連邦政府の学校を銃撃し、13歳から17歳までの少年53名が殺害されました。
このような暴力による残忍な行為は、決して受け入れられません。学校への攻撃は、安全な環境で学ぶ権利を否定し、子どもたちの未来を奪います。子どもたちの誘拐は、世界のどこで起きようとも、国際法の下では犯罪であり、不法です。
今回の事件は、首都アブジャ近郊ニャンヤンのバス停で起きた爆弾事件の数時間後に発生しました。爆弾事件では、70名以上が犠牲になっています。
ユニセフは、これらの恐ろしい事件に巻き込まれたすべてのコミュニティと一致団結し、子どもを誘拐された家族の心とともにあります。ナイジェリア国内のすべての子どもたちを守るために、ユニセフはさらなる取り組みを呼びかけます。
ナイジェリア政府には子どもたちが危害を加えられることなく家族の下へ戻れるように、また、子どもたちが安全な環境で学習し続けられるようにすることが喫緊に求められています。
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