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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち 緊急支援情報

緊急支援情報

エルサルバドル地震緊急募金情報

2001年3月16日

受付は終了しました

©UNICEF

被害の状況

1月13日の大地震により大きな被害を受けたエルサルバドルでは、2月以降も度重なる地震に見舞われ、2月13日の地震では322人が死亡、3,536人が負傷しました。2月28日には再びマグニチュード5.2の地震が発生するなど、住民の間には一向に終息しない地震に対する不安が広がっており、移民局には海外への脱出を希望する住民が、パスポート申請に殺到しています。

被害状況データ 1月13日の地震 2月13日の地震 合計
死者 827 322 1,149
負傷者 4,520 3,536 8,056
損壊家屋 130,515 48,055 178,060
倒壊家屋 92,990 52,820 149,900
破損した保健センター 85 27 112
破損した病院 18 5 23
破損した学校 104    
甚大な被害を受けた学校 193    
被害を受けた学校 1,090    
避難施設に逃れた人数 67,797    
地震の影響を受けた住民総数 1,160,316 372,603 1,532,919
1月21日エルサルバドル政府発表

ユニセフの援助

©UNICEF

●保健

ユニセフは保健省を通じて、子ども15万人分の基礎医薬品セットの配布を開始しました。また、国内で一斉に予防接種を実施する「全国予防接種デー」がユニセフの支援のもと、1月22日から実施され、これまでに42万5000回の接種を終え、目標の64%に達しました。ユニセフは今後の接種を促進するため、2月14日に注射器2万5000本の追加提供を行いました。

●水と衛生

©UNICEF

ユニセフは、被災地域の住民25万人に対して1ヶ月間安全な飲み水を提供するため、国営水道会社ANDAと協力して、飲料水の生産、輸送、貯水を支援しています。

<主な支援活動>

  • 給水タンク(1万、5,000、1,000リットル)20基を、サンマルティン地区などの避難キャンプに設置。
  • サンビセント地区の病院に1万リットルの給水タンク2基を設置。
  • 家庭用飲料水ケース1,100個を配布。
  • 飲料水を運搬する給水トラック36台のレンタル。
  • 仮設トイレを1,000ヶ所に設置。

●教育

©UNICEF

ユニセフは教育省と協力し、学校教育の質的向上を目的として教員と子ども向けの教材・教具セットの提供を進めています。ノート、鉛筆、定規などの入った「箱の中の学校」648セットは、13地区の142の小学校に配られることになります。

心に傷を負った子どもに対する心理サポートとして、2月26日から3月1日にかけて3550人の教員に専門知識に関する訓練を実施しました。

緊急募金のお願い

(財)日本ユニセフ協会は、エルサルバドルでの地震の被害を受けた子どもや家族を支援する「エルサルバドル地震緊急募金」を受け付けています。皆様のご協力をお願い致します。

エルサルバドル地震緊急募金

郵便振替:00110−5−79500
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会
(通信欄に「エルサルバドル地震」と明記)

インターネットからも募金ができます。
(https://www.unicef.or.jp)

協会への募金は寄付金控除が認められます。

お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012

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