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緊急支援情報東ティモール経過報告2000年3月27日 受付は終了しました 教育の復興が進む東ティモールからの報告 昨年8月の住民投票結果発表後の騒乱から半年余りが経過した現在、東ティモールの小学校に就学する子どもの数は、98年度の水準にまで急速に回復しつつあります。 ユニセフの調べでは、現在就学年齢児童の75%、約14万7000人が小学校に通学しています(昨年8月以前は16万人)。昨年10月には4分の3以上の学校施設が破壊され、小学校に通う児童数はごく僅かでした。ところが治安が回復した12月になると、7万5000人が通学するようになりました。 教科書、筆記用具、学校備品を含めた基礎教育用具の提供、教員に対する給与補助などのユニセフの支援活動や、教育の重要性の認識が両親の間で高まりつつあることも好影響を与えているとみられます。 ユニセフは教育現場に復帰した教員に対して、毎月15万ルピア(20米ドル)の給与補助を行っています。また、1月以降「箱の中の学校」キット(教材・教具入り)を1200個、黒板や鉛筆、ノートなどが入った教員用品セット1200個を地域の小学校に提供しました。これに加えて、縄跳び、バレーボール、サッカーボールなどが入ったレクリエーションセットも400個配布し、子ども達が通常の学校生活を送ることで、1日も早く平常心を取り戻すために支援を行っています。校舎の修復を支援するために、350トンにのぼる建設資材(約50校分に相当)を13の地区に配布した後、さらに1400トンの資材を追加発注し、小学校200校の校舎修復を順次開始する予定です。 (3月24日付け ユニセフ・プレスリリースから抜粋) このようなユニセフの緊急・復興援助を支援するため、当協会は東ティモール緊急募金の受け付けを行っております。皆様のご協力をお願い致します。
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部 |