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公益財団法人日本ユニセフ協会

国際協力人材養成プログラム

海外インターン体験記

モロッコでの障害児教育の改善のために

氏名:林 良樹
派遣先:モロッコ事務所
派遣期間:2012年4月〜6月

教育セクションスタッフへのプレゼンテーション

私は2012年4月から12週間UNICEFモロッコ事務所の教育セクションでインターンシップをしました。私の主な仕事は2つありました。1つ目はモロッコにおける障害児を対象とするインクルーシブ教育の分析とスタッフとの共有。そして2つ目は教育へのアクセスと学びのボトルネック分析とモニタリングに関するプロジェクトのアシスタントです。この他にUNDAF(国連開発援助枠組み)の推進に関する話し合いに参加する機会や、ホームページ掲載用の記事を書く機会にも恵まれました。

インクルーシブ教育の実践現場
小学校での授業風景

これらの体験の中でも特に印象に残っている出来事が2つあります。1つ目はインクルーシブ教育のデータ収集のために、以前UNICEFがプロジェクトを実施した地域の地方教育局や小学校で調査していた時のことです。お会いした関係者が皆それぞれに笑顔でUNICEFとのプロジェクトについて嬉しそうに話をしてくれたのです。そして、もう1つが教育へのアクセスと学びのボトルネック分析とモニタリングに関するプロジェクトのワークショップを開催した時のことです。40名の現地教育関係者による活発な議論は連日夜まで続き、有志による「夜の検討委員会」が開かれ夜中まで続いた程でした。このようにUNICEFが「主役」である現地のアクターを支える数々の現場に出会うことができ、とても良い勉強になりました。

小学校の特別支援学級の子どもたちと一緒に

また、幸いなことにニューヨーク本部や、アンマンの地域事務所の教育セクションアドバイザーと一緒に議論する機会にも恵まれました。こうした充実したインターンになったのも私に様々なチャンスをくださり、忙しい中、昼食などを利用して助言をしてくださったスーパーバイザーのおかげだと思っております。

最後になりましたが、この機会を与えてくださり、支えてくださったUNICEFモロッコ事務所の皆さま、日本ユニセフ協会の皆さま、UNICEF東京事務所の皆さま、そしてサポーターの皆さまに心よりお礼申し上げます。

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