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公益財団法人 日本ユニセフ協会
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公益財団法人日本ユニセフ協会

国際協力人材養成プログラム

海外インターン体験記

氏名 森本 美緒
派遣先 インド事務所
派遣期間 2019年9月〜2019年12月

こんにちは。森本 美緒(もりもと みお)と申します。2019年9月から12月までの3か月半、ニューデリーに位置するインドカントリーオフィスの教育セクションにてインターンシップ活動をさせていただきました。

インドは近年目覚ましい経済成長を遂げつつある新興国の一つです。しかし、経済発展の一方で様々な社会問題を抱えている国でもあります。教育に関して言えば、基礎教育における就学率の向上がみられるものの、依然として通学状況が不十分な子どもや青年、学校に通っていても基礎的な学力が十分に培われていない生徒が多数存在するなど、多くの課題を抱えています。

同オフィスの教育セクションは、インドの子どもたちが必要な学びを享受できるよう、上記課題へのアプローチを模索するとともに、国内13か所のフィールドオフィスの教育担当者を統括しています。

インターンとして担当させていただいた業務は、教育セクションの活動を下支えすることです。具体的には、インドの教育開発における民間セクターの貢献や、教授法に関するプロジェクト成果にかかる情報収集、内部向け教育ニュースレターの原稿準備、また財団やNGOといった他団体とのパートナーシップ構築を目的としたイベント準備の手伝いなどです。

個々の支援プロジェクトは各フィールドオフィスが主体となるため、カントリーオフィスでは実際の教育現場やユニセフの活動の様子を目にする機会が少なかったです。しかしながら、立場の異なるスタッフがそれぞれの役割を果たすことにより、現場での活動が支えられていることを実体験として学ぶことができました。

一方、自身が慣れ親しんだ文化・慣習と異なる環境で働くということの難しさも経験することができました。インド人職員が大半のオフィスにおいて、現地の仕事文化を受容しつつも、業務の効率化・円滑化を図るために改善すべき点を提案していくことの必要性を実感しました。

今回のインターンシップ活動で得た経験・学びを糧として、国際的な舞台で通用する教育開発の専門性を一層高め、今後も開発分野で活動していきたいと考えています。

後に、今回このような貴重な機会をいただけたことに対し、お世話になったインドカントリーオフィス並びに日本ユニセフ協会の皆様に心より御礼申し上げます。

  • インドカントリーオフィスの教育セクションメンバーと。 インドカントリーオフィスの教育セクションメンバーと。

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