アフガニスタン北部バクラン州で25日夜、マグニチュード6.0の地震が発生し、 これまでに多数の死亡が確認され、負傷者の数は4000人以上に達しています。震源近くの町ナフリンでは建物の90%が倒壊し、多くの住民が家を失う中救援物資の到着を待っています。
ユニセフは地震が発生した約1時間後には、食料、医薬品、避難用テントなどの救援物資70トンを被災地に向けて輸送しました。また、子ども用衣服、靴、マットレス、石鹸、調理用品を含む生活必需品セットも被災家族に届けます。こうした活動を迅速に行うため、ユニセフは医師2人、水と衛生の専門家1人を含む、8名のスタッフをすでに現地に派遣しました。寒さは依然厳しく、家を失った住民に対する適切な避難施設の提供が急務となる中、ユニセフはテントや衣服、保健サービスの提供、安全な飲み水と適切な衛生施設の確保を最優先に支援を行います。
(財)日本ユニセフ協会は今回の地震の被災者を含むアフガニスタン国内、及び周辺国の困難な状況下にある子どもと家族を支援する「アフガニスタン緊急・復興募金」の受け付けを行っています。皆様のご協力をお願い致します。
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