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緊急支援情報
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中国大地震緊急募金情報2008
2008/10/29
第23報
中国教育省、学校の安全に関する調査団来日ユニセフを通じた日本の支援に感謝
2008/8/1
第22報
アグネス大使 被災地の現状をレポート8/6〔水〕 19:10よりNHK衛星第1放送(BS1)『BS特集』 にて放映
2008/7/25
第21報
ユニセフ、心の傷を抱えた子どもたちのために「子どもに優しい空間」建設を予定
2008/7/10
第20報
地震発生から間もなく2ヶ月アグネス大使 現地状況をNHKで報告
2008/7/3
第19報
アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使現地記者会見 帰国の途へ
2008/7/1
第18報
アグネス大使 ユニセフ支援活動の最前線を視察
2008/6/30
第17報
アグネス大使 中国大地震被災地に入る
2008/6/26
第16報
アグネス・チャン大使 中国四川大地震被災地に向け出発!
2008/6/24
第15報
震災で被害を受けた子どもたちの生活を取り戻せ!(2)
2008/6/23
第14報
震災で被害を受けた子どもたちの生活を取り戻せ!
2008/6/11
第13報
地震発生から1ヶ月 ユニセフは子どもたちの心のケアと教育再開を支援しています!
2008/6/6
第12報
子どもたちを学校へ!四川省の10,000校以上が激しい損害、7,000校が完全に倒壊
2008/6/3
第11報
ユニセフの支援物資、100トンが成都に到着
2008/5/30
第10報
ユニセフ、被災した子どもや女性のため国際社会に長期的支援を要請
2008/5/28
第9報
中国大地震:子どもたちの「心のケア」も緊急の課題ユニセフの援助物資100トンが四川省に間もなく到着
2008/5/23
第8報
中国大地震:ユニセフ 支援物資の調達を急ぐ
2008/5/22
第7報
中国大地震:急がれる「心のケア」支援
2008/5/21
第6報
中国大地震:ユニセフ、親や保護者を失った(はぐれた)子どもたちの保護を急ぐ
2008/5/19
第5報
中国大地震:ユニセフの支援本格化「中国大地震緊急募金」受付中
2008/5/16
第4報
中国大地震:「ユニセフは支援活動をスタートさせました」 アン・ベネマンユニセフ事務局長のメッセージ
2008/5/15
第3報
中国大地震:ユニセフ 緊急支援活動をスタート
2008/5/14
第2報
中国大地震:支援活動の準備を進めるユニセフ
2008/5/13
第1報
中国大地震:ユニセフ、被災情報収集と、政府支援要請に備え準備を急ぐ
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中国大地震緊急募金情報

中国大地震 第15報
震災で被害を受けた子どもたちの生活を取り戻せ!(2)
 

【2008年6月20日 中国・北京発】

写真:ユニセフが支援した学校用品や制服を手にする子どもたち。
© UNICEF/China
ユニセフが支援した学校用品や制服を手にする子どもたち。

甘粛省政府の報告では、先月の大地震でこの省の6,500校が大きな被害を受け、数千もの教室が倒壊しました。120万人が家を失い、甘粛省は四川省と北部で隣接しています。

40名の子どもが犠牲となり、172名が負傷しました。甘粛省の学校はサマータイムを導入しており、地震発生時に子どもたちは長いお昼休みを終えて、午後の授業に出席するため学校に向かっていました。甘粛省は四川省に次いで被害の大きかった省です。

「子どもたちの生活は、震災後劇的に変わりました。この村の全ての子どもたちは、いま避難テントで生活しています。約半数の子どもたちが、学校へ行くことを止めています。」碧口小学校の5年生の英語の教師は話します。

写真:ユニセフが支援した学校用品や制服を手にする子どもたち。
© UNICEF/China
甘粛省の小学校の児童264人も、ユニセフからの服や靴、下着などの支援物資を受け取りました。

甘粛省南部の隴南県は、甚大な被害を受けた地域のひとつで、山岳地帯が特に深刻です。平均収入は、一家族あたり2,000元(約31,400円)ほどで、ほとんどの家は、泥レンガで造られており、地震で倒壊しました。村の水源は、汚染されています。ユニセフの現地スタッフは、隴南県の農村部は、いまだ緊急支援が必要な状態であると警戒しています。

市や省合せて10の地域では、教育部門に甚大な被害が及びました。それでも、ほとんどの学校は、テントやプレハブ教室で授業を再開しています。

6月17日現在、ユニセフは子どもたちの服8,000セット、救急車4台を最も被害の激しかった地域へ届けました。その他にも、学校用テント200張、生徒用キット60,000セット、教師用キット2,000セットの発送準備が整えられており、近日中には届けられる予定です。

地元当局は、教育において、緊急に必要なものは、子どもと教師が使う学校用品、教室用備品、スポーツ用具であると言います。その他にも、携帯用トイレや、安全な給水施設、崩壊した教員用宿舎の対応、震災で心に深く傷を負った特に子どもたちの心のケアが、緊急に必要です。

写真:木の下で臨時の授業が再開。
© UNICEF/China
甘粛省のある村では、木の下で臨時の授業が再開。5キロも歩いて通っている子もいます。

甘粛省は、中国の中でも最も貧しい地域のひとつ。およそ同省の17パーセントにあたる人口450万人が非常に貧しい生活を強いられています。四川省の震源地から200キロメートルも離れている隴南県ですが、マグニチュード7.5を観測しました。同県は、主に山岳地域で、余震と降り続く雨で、落石や土砂崩れが懸念されており、農村地への支援が非常に難しくなっています。

「トイレの状況が、震災後に学校へ戻る際に問題となっています。トイレは深刻な被害を受けており、今にも崩れそうです。でも、わたしたちは、このトイレを使用し続けるしかありません。」小学校校長のマオ・チャンルイ先生は話しました。

***
「中国大地震緊急募金」は2009年10月31日をもって受付を終了いたしました。皆様のご協力によって、中国事務所に送金できた額は334万ドル(3億2,000万円)にのぼりました。
皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。

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◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。
皆様のご協力をお願い申し上げます。


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