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財団法人日本ユニセフ協会



パキスタン緊急募金 第6報
250万を超える避難民
日本ユニセフ協会 200万米ドルを緊急拠出
パキスタン緊急募金 受付開始

【2009年6月5日 東京発】

© UNICEF/NYHQ2009-0624/Ramoneda

パキスタン北西辺境州スワト地区などで続く武力衝突により、先月27日までに、250万を超える人々が住む家を追われました。この250万人のうち、約20万人は、政府が用意した避難民キャンプに仮の住まいを見つけていますが、残りの230万人は、もともと家計に余裕のない親類縁者や友人の家、また、学校をはじめとする公共施設での不自由な暮らしを余儀なくされています。

ユニセフは、他の国連機関と協調し、避難生活を強いられている子どもたちのために、安全な飲料水やトイレなどの衛生施設・衛生用品を提供するほか、緊急予防接種活動を展開。子どもたちに「日常」を取り戻し、学校教育を一日も早く再開させるため支援活動を行っています。また、保護者と離れ離れになった子どもや、こうした状況で発生しやすい性的虐待など、様々な形態の虐待や搾取から子どもたちを保護するべく活動しています。

© UNICEF/NYHQ2009-0624/Ramoneda

ユニセフは、こうした活動に当面必要な資金として5,300万米ドル(約51億2000万円)の支援を国際社会に求めていますが、日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部の要請に応え、4日までに、200万米ドル(約1億9200万円)を拠出※するとともに、避難民の半数以上を超えると言われている子どもたちの支援のため、「パキスタン緊急募金」の受付を開始しました。

※ユニセフ本部の要請に基づき、自然災害や紛争など緊急事態の発生時に柔軟に対応するために積み立てている緊急拠出積立金より拠出されました。

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インターネット:www.unicef.or.jp
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