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コソボの子ども救援
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郵便振替: | 00110-5-79500 |
口座名義: | 財団法人 日本ユニセフ協会(通信欄に「コソボ」と明記 ) |
(財)日本ユニセフ協会 | [報道関係者] |
広報室: |
03-3355-0161 |
[一般] |
協力事業部: | 03-3355-3222 |
NATO軍の空爆開始後、新たに15万人以上の難民がコソボ地域から脱出した。今後もその数は増加し、35万人にのぼる見込みである。
避難先 | アルバニア | マケドニア | モンテ ネグロ |
ボスニア・ ヘルツェゴビナ |
セルビア | 合計 | |
難民数 | 3/31 現在 |
85,500人 | 40,000人 | 20,000人 | 5,000人 | 150,500人 | |
今後の 予測 |
150,000人 | 100,000人 | 60,000人 | 10,000人 | 30,000人 | 350,000人 |
隣国などに逃れた難民の多くが子どもや女性であり、ユニセフはこうした難民に対する緊急援助活動を開始した。アルバニア、マケドニアでは現在以下の活動を行っている。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協力し、医療チーム(心理学者、看護婦、婦人科医で構成)を派遣して難民の支援を行うと共に、以下の必須物資の配布を行っている。
保健キット | 4セット 40,000人/3ヶ月分 |
毛布 | 2,000枚 |
経口補水塩 | 多数 |
水の浄化剤 | 多数 |
水の検査キット | 10セット |
注射器 | 多数 |
これまでにクマノバ、テトボなどのマケドニア北部から西部の国境地域に避難している難民に対して、ワクチン、基礎医薬品、乳幼児用保健キットなど基礎保健用品の配布を行った。現在4つの移動医療チームの派遣を準備している。
今後3ヶ月の間、保健、教育、水と衛生の分野での活動を集中的に行う。
保健の分野では、基礎医薬品、ワクチン、高たんぱく補助食品の配布を行うと共に、トラウマ(精神的外傷)を負った子どもに対するカウンセリング活動を行う。
教育においては、難民受入れ地の学校の修復を行うことで難民の子どもが学校に通える体制を整える計画であるが、当面の間は基礎教材・教具を提供し簡易学校を開設する。
また、安全な飲み水を確保するための水の運搬ケースを順次配布する予定である。