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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

日本ユニセフ協会 皆様からの署名を携え

「子どもの兵士」をなくすための国会請願を実施

財団法人 日本ユニセフ協会
1999年11月22日

日本ユニセフ協会は本日午前、「子どもの兵士」をなくすための国会請願を実施いたします。同時に日本ユニセフ協会専務理事の東郷良尚とアグネス・チャン日本ユニセフ協会大使が伊藤宗一郎衆議院議長を訪問し、この問題解決への協力を訴えます。

現在世界には30万人もの「子どもの兵士」がいると言われています。日本ユニセフ協会では「子どもの兵士」の根絶を目指し、98年秋より「世界から子どもの兵士をなくそう」キャンペーンを展開して参りました。子どもを兵士にすることを国際法で禁止する「子どもの武力紛争への参加に関する『子どもの権利条約』選択議定書」(注1)、子どもを兵士にした者を処罰できるようにする『国際刑事裁判所設立条約』(注2)を早期に成立させることを日本政府に求めるための署名活動では、これまでに26万5千を超えるご協力を得ました。この度の国会請願により、このような皆様からご支持の声を実際に日本政府へ届けることとなりました。

この度の請願事項は以下の2点です。

  1. 「子どもの武力紛争への参加に関する『子どもの権利条約』選択議定書」の早期採択のために、同選択議定書作業部会において日本政府がより積極的な取り組みを行うために、ハイレベルの政府代表を任命し、同作業部会へ派遣する等の措置をとる
  2. 日本政府による『国際刑事裁判所設立条約』の早期署名、批准

報道関係の皆様におかれましては、ぜひ今回の国会請願および衆議院議長訪問の模様をご取材いただき、「子どもの兵士」問題を広く日本の皆様へ報道していただけますようお願い申し上げます。

この件に関するお問合せは
財団法人日本ユニセフ協会
広報室 森田、川上、加藤
TEL:03-3355-0161 FAX:03-3355-3473

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