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財団法人日本ユニセフ協会

ライブラリー プレスリリース

〜なぜ子どもの声に耳を傾けなければならないのか〜

『2003年世界子供白書:子ども参加』

日本語版が発行されました

2003年4月1日

財団法人日本ユニセフ協会(本部:東京都港区、会長:澄田智)は、ユニセフ(国連児童基金)がまとめた「世界子供白書2003」の日本語版を発行しました。(『世界子供白書2003』、A4版、P.120、原題:The State of the World's Children 2003, UNICEF 2002)

本白書は、子ども参加をキーワードに、子どもにふさわしい世界を実現するために必要な「おとなの責務」と「本当の子ども参加」についてまとめたものです。2002年5月、ニューヨークの国連本部で開催された「国連子ども特別総会」には、世界中から多くの子どもたちが集まりました。この会議に象徴されるように、今、「子ども参加」を求める動きが活発になっています。「なぜ子どもの声に耳を傾けなければならないのか」——本白書は、子どもたち自身が、子どもの権利を尊重する社会の実現を求め、世界中で声をあげ、率先して活動する現状を報告しています。

女子教育の普及のために活動するパキスタン・バロチスタン州の子どもと若者たち。地域に住む25,000人のアフギリ族に予防接種の重要性を教えてまわる戸別訪問キャンペーンを組織した、ナイジェリア・アビア州の高校生。全国ストリートチルドレン会議を開催し、子どもの権利条約を憲法に盛り込むことを提案、実現させたブラジルのストリ−トチルドレン。本白書は、世界各地の子どもと若者が、子どもにふさわしい世界を求め、自ら立ち上がっている事例を通し、本当の子ども参加とは何かを理解するヒントを紹介しています。

白書をご希望の方は、1部まで送料を含め無料でお届けします。また、当ホームページからも資料請求できます。

お問い合わせ先:
財団法人日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012 FAX:03-5789-2032

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