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ユニセフ、南オセチア自治州の武力紛争地域で女性と子どもの保護を訴える【2008年8月11日 ジュネーブ発】 ユニセフは、南オセチア自治州での戦闘が激化し、民間人に多くの死傷者が出ているとの報告に深い懸念を表明する。武力紛争に巻き込まれる人の多くは女性と子どもであり、彼らの安全を確保することが必要である。 ユニセフは国際社会とともにこの武力紛争の即時終結と、紛争当事者がすべての民間人、とくに女性と子どもへの人道支援をはじめとする安全と保護を実現するよう求めている。 ユニセフは現地で他国連諸機関と緊密に連携し、現状の把握と緊急のニーズを調査している。現在、紛争地域へのアクセスはきわめて困難な状況である。国連は、人道支援を行うようグルジアおよびロシア政府に対して提案した。 ユニセフはグルジアの首都トビリシ、モスクワ、ウラジカフカスに事務所を持っており、政府の関係部局とともに国別協力プログラムを実施している。これらの国別事務所は現状を詳細に監視し、政府当局と定期的に協議を行っている。
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