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公益財団法人日本ユニセフ協会
 

フィリピン台風緊急募金 第28報
フィリピン現地報告会 8/22(金)10時半〜
『復興への道のりを支えて−台風30号から9カ月』
被災地タクロバンで活動したユニセフ職員の報告

【2014年8月4日 東京発】

学校再開の日、元気に登校する子どもたち。(2014年1月撮影)
© UNICEF Philippines/2014/JReyna
学校再開の日、元気に登校する子どもたち。(2014年1月撮影)

公益財団法人 日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、8月22日(金)、ユニセフハウス(東京都港区)で、前ユニセフ・フィリピン事務所 井本 直歩子 教育専門官による現地報告会を開催いたします。

2013年11月8日にフィリピン中央部を襲った史上最大規模といわれた台風30号。子ども590万人を含む1,400万人が被災し、400万人が家を失うなど、甚大な被害をもたらしました。あれから9カ月。日本のみなさまを含む国際社会からの支援を受け、被災地は復興への長い道のりを歩んでいます。ユニセフは被災直後から、子どもたちに感染症予防のための予防接種活動の実施、安全な飲料水の提供、心のケア、学校の再開などの支援事業を行ってきました。

フィリピンの復興に従事

被災から1カ月経った2013年12月から2014年7月まで、ユニセフ・教育専門官として、最大の被災地であったレイテ島のタクロバン現地事務所で勤務されていた井本直歩子氏の帰任にあたり、ユニセフ・フィリピン現地報告会を開催いたします。教育専門官である井本氏は、教育部門全体の支援調整と情報取りまとめを担い、被災地の教育復興に従事されてきました。

お母さんのお墓を毎日訪れている兄弟。(2014年3月撮影)
© UNICEF/NYHQ2014-0261/Pirozzi
お母さんのお墓を毎日訪れている兄弟。(2014年3月撮影)

「子どものストレスを軽減するためにも、できるだけ早く学校を再開させ、トラウマ(心的外傷)を取り除くための授業をしていく必要がありました」と、赴任直後に語った井本氏。被災から2カ月ほどたった1月6日、新学期がスタートし、ほとんどの学校が一斉に再開され、子どもたちの笑顔を見たときには、とてもうれしかったと言います。

報告会では、被災直後と現在のタクロバンの様子、子どもたちが直面している課題とユニセフの教育や心のケアの取り組み、また現地で行われている防災・減災教育についてもご報告いただく予定です。

なお、被災直後から当協会はフィリピン台風緊急募金の受付を開始し、これまでに国内の個人・企業・団体・学校のみなさまから、11億1,920万8,970円(2014年8月4日時点)をお預かりいたしました。あたたかいご支援をお寄せいただいたみなさまに心よりお礼申し上げると同時に、現地での活動をご報告させていただきたく存じます。

ユニセフ・フィリピン現地報告会
『復興への道のりを支えて−台風30号から9カ月』
日時 2014年8月22日(金)10時30分〜11時45分(開場:10時00分)
会場 ユニセフハウス1階ホール
(〒108-8607 東京都港区高輪4-6-12
JR品川駅または都営浅草線高輪台駅より徒歩7分)
アクセス
登壇者 前 ユニセフ・フィリピン事務所 教育専門官 井本 直歩子(いもと なおこ)氏
定員 120名 (無料)
応募方法 Eメール( event@unicef.or.jp )か FAX (03-5789-2036)でお願いいたします。
件名に「8月22日フィリピン報告会」、本文にご氏名・ご連絡先(電話番号かEメールアドレス)を明記の上、日本ユニセフ協会広報室までお申し込みください

※ 締切:8月22日(金)午前9時まで
※ 複数名での申し込みの際には、それぞれのお名前をお知らせください。
備考 ※ 先着順に受付けいたします。
※ 定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。
※ 本報告会は、報道機関による取材も予定されておりますので、予めご了承ください。
個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。
前 ユニセフ・フィリピン事務所 教育専門官 井本 直歩子氏
前 ユニセフ・フィリピン事務所 教育専門官 井本 直歩子氏

登壇者プロフィール:

東京都出身。ユニセフ・スリランカ事務所教育担当官(2007〜2010年)、ハイチ事務所教育担当官(2010〜2012年)として勤務。2013年12月から2014年7月まで、フィリピン事務所にて、台風30号で被災したタクロバンで教育部門の支援を担当。2011年4月には、東日本大震災の緊急・復旧支援活動に応援派遣、教育部門の支援を担当した。アトランタ五輪(1996年)競泳代表選手・400メートル自由形リレーで4位入賞。

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