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巨人軍 小林選手も協力を呼びかけ
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© 日本ユニセフ協会/2014 |
2007年にニューヨークで生まれた、開発途上国の子どもたちへ安全な水を届けるためのユニセフの募金活動「TAP PROJECT(タップ・プロジェクト)」に、今年、読売巨人軍が協力。8月中、「TAP×GIANTS 募金キャンペーン」と銘打ち、東京ドームで開催される巨人軍ホームゲーム全15試合で、野球ファンのみなさまに、様々な形で募金への協力を呼びかけていただいています。
この募金協力活動の一環として、今月2日の土曜日、東京ドーム22番ゲート前広場で開かれたステージイベント「ジャイアンツスクエア」に、ドラフト1位で今年巨人軍に入団した小林誠司選手が登壇。来場された方々に、募金を呼びかけていただきました。
練習やミーティングなど、試合直前の分刻みのスケジュールの合間を縫って駆けつけてくださった小林選手は、スポーツ選手として、日ごろから水の大切さを実感されていると言います。「でも、世界中には、僕たちみたいに安全な水を飲める子どもたちがまだまだ少ないです。少しでも役に立てれば」と、早速1000円札をポケットから取り出し、「TAP×GIANTS」用に用意されたスペシャル募金箱に入れてくださいました。
限定3万枚で配布中の「TAP×GIANTS」フライヤー。東京ドームで是非ゲットしてください! |
レストランで提供される無料のお水に対して募金をお願いする「TAP PROJECT」。読売巨人軍も、例年、7〜8月の東京ドームでのホームゲーム開催中、観戦に来られる野球ファンの方々にミネラルウォーターを配布されていたことから、今年、「TAP×GIANTS」としてご協力いただくこととなりました。
8月中の巨人軍ホームゲーム開催時には、東京ドーム1階V字階段下に、小林選手も募金されたGIANTS主力選手と原監督の直筆サイン入りスペシャル募金箱が置かれるほか、場内バック・スクリーンのオーロラビジョンでは、小林選手も登場するTAP PROJECTの公共CMを放映。指定席券引換所窓口などドーム内外各所にも小型募金箱を置き、募金を呼び掛けていただいています。
小林選手が登場するTAP PROJECT公共CM 「TAP×GIANTS」期間中、東京ドーム・バックスクリーンのオーロラビジョンで放映 |
ドーム隣接の飲食店、「BASEBALL Cafe(ベースボール・カフェ)」と「FESTA CAFE(フェスタ・カフェ)」がTAP PROJECTに参加。募金へのご協力を呼びかけていただいています。目印はこの募金箱。お立ち寄りの際は、ぜひご協力ください!
「TAP WATER」とは英語で「水道水」を意味します。「TAP WATER」をプロジェクト名に掲げたこの取り組みは2007年にニューヨークで始まりました、「きれいな水を、いつでもかんたんに手にすることができる」。それは、世界的に見れば、決して当たり前の話ではない、という事実を考える機会になってほしい、という願いがこめられたプロジェクトです。
TAP PROJECTは、レストラン・カフェで提供されるお水やお茶に対して任意で募金をしていただくという活動です。具体的には、レストラン内のテーブルに用意されたカードでお客様にお水やお茶をお出しする際に、プロジェクトのご紹介やご協力のお声がけをしていただき、チップの感覚で任意の金額を置いていただきます。また、一部店舗ではカウンターなどに設置された募金箱による募金も実施致します。
毎年多くの方々のご協力とご支援をいただき、日本でのTAP PROJECTは成長をしてきました。
© 日本ユニセフ協会/2014 |
TAP PROJECTの支援でつくられた井戸を使う子ども(マダガスカル) |
TAP PROJECTにお寄せいただいた募金は、アフリカ南東部の島国マダガスカル共和国でユニセフが行う水と衛生事業の支援プロジェクトに役立てられています。これまでのご支援(派生的取り組みや直接送金された個人の募金を含む)によって、47の小学校とコミュニティに、45ヶ所の井戸や給水施設、そして142基のトイレを設置され、14,533人の子どもたちとその周辺の地域住民が、清潔で安全な水を利用できるようになりました。子どもたちを対象に衛生習慣を普及する活動も行なわれています。今年の活動でお寄せいただく募金も、引き続きマダガスカルの水と衛生事業の支援プロジェクトに活用されます。
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※TAP PROJECT 2014は、本プロジェクトの趣旨にご賛同いただいたパートナー企業各社のご協力によって運営されています。
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