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シリア緊急募金 第136報
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© UNICEF Syria/2014 |
シリアからトルコへ避難してきた親子。 |
情勢の厳しさが増すシリアとイラク。国外へ逃れ難民となったシリアの方は300万人以上。この1週間ほどで、シリア国内への空爆により、トルコへ避難する方が急増しています。
緊迫した情勢が続くイラクでは、今年初めに再発が確認されたポリオの集中予防接種キャンペーンが実施されました。
中東地域は、9月中旬より新学年度が開始。夏休み中に補習を行ったり、学用品を提供したり、治安の問題から通学が困難な地域では在宅学習を実現するなど、子どもたちを「失われた世代にしないために(No Lost Generation)」、さまざまな取り組みが行われています。
灼熱のような暑さが和らぎつつある中、厳しい冬の防寒対策の支援が進行しています。
ユニセフ情勢レポート(報告期間:2014年8月16日〜2014年9月15日)から、最新のユニセフの支援活動についてお伝えします。
◆2014年12月31日までの難民予測値と比較した難民数(9月18日時点)
2014年12月31日までの難民予測値と比較した難民数 (9月18日時点) |
グラフ:シリア難民予測値と難民数の比較 |
◆シリア国内で支援を必要とする
子どもの数: 5,090,000人
人々の数:10,803,500人
(SHARP 2014年7月)
◆シリア周辺国で難民として登録
または登録待機中の
子どもの数:1,551,450人
人々の数:3,030,653人
(2014年9月18日)
◆必要とされている資金(2014年)
シリア国内: 1億9,379万米ドル*
シリア周辺国:5億7,028万米ドル*
*2014年1月-12月:中期評価反映
◆資金要請のうち不足している割合
<各国の支援活動に必要な資金> |
グラフ:シリア緊急支援に必要な資金要請に比べた、各国の不足額 52%が不足している(緑:充足分、赤:不足分) |
【シリア危機:避難民等の数(2014年9月18日時点)】
■シリア国内
影響を受けた人々* | 10,803,500人 |
影響を受けた子どもたち(18歳未満) | 5,090,000人 |
国内避難民の数* | 6,455,000人 |
国内避難民となった子どもの数 | 3,033,850人 |
アクセスが限られている場所に住む人々 | 430万人 |
包囲されている場所に住む人々 | 255,000人 |
アクセスが限られている場所に住む子ども | 最大100万人 |
出典:*OCHA、2014
他の数値は、人口の46%が18歳未満の子どもであるという2011年の調査及びUNHCRの推計値に基づく
■周辺国
難民として登録された人 | 難民の子ども (18歳未満) |
難民の子ども (5歳未満) |
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レバノン | 1,155,928人 (登録待機中:30,968人) |
614,954人 | 224,250人 |
ヨルダン | 618,086人 | 323,259人 | 110,637人 |
イラク | 213,736人 (登録待機中:1,567人) |
88,273人 | 32,060人 |
トルコ | 847,266人 | 451,593人 | 150,813人 |
エジプト | 139,734人 | 60,505人 | 18,305人 |
出典:UNHCR、2014年9月18日
※レバノン:別途、地域が受け入れているシリアの人々 150万人と推定 (RRP6推計より)