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公益財団法人日本ユニセフ協会

ソマリアが「子どもの権利条約」批准
世界で195カ国目の締約国に

【2015年1月20日 ニューヨーク発】

ソマリアの女の子。
© UNICEF Somalia
ソマリアの女の子。

「子どもの権利条約」が採択されて26年目の今年、東アフリカのソマリアが「子どもの権利条約」を批准し、世界で195カ国目の締約国となりました。これにより、ソマリアの子どもたちの生活が改善される道筋ができたことになります。

ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、「ソマリア政府の『子どもの権利条約』の批准は、ソマリアの子どもたちの幸福に投資することであり、さらには、国の将来に投資することでもあるのです」と述べています。

ユニセフは、ソマリアが踏み出したこの重要な一歩を賞賛するとともに、この条約で保障されている権利をソマリアのすべての子どもたちが享受できるよう、ソマリア全土で繰り広げられる具体的な行動を支援していくことを心待ちにしています。

Mogadishuで開かれたセレモニーで署名する様子
© UNICEF Somalia/2015
Mogadishuで開かれたセレモニーで署名する様子

「子どもの権利条約の核となるメッセージは、すべての子どもたちは、人生において同じスタートラインに立つ権利があるということです。それ以上に何か大切なことがあるでしょうか?」(レーク事務局長)

ソマリアの「子どもの権利条約」批准プロセスは、ソマリア政府がニューヨーク国連本部に批准書を寄託することで完了することとなります。

「195番目」の締約国について
上記の、2015年1月20日付でユニセフ本部から発信されたプレスリリースでは、ソマリアが「子どもの権利条約」の195番目の締約国になるとお伝えしましたが、本日時点で、ソマリアの批准プロセスは未だ完了しておりません。一方で、南スーダンにおける「子どもの権利条約」批准の手続きが完了し、南スーダンが195番目の締約国となりました。(2015年5月12日 追記)

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