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公益財団法人日本ユニセフ協会
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シリア緊急募金 第175報
シリア事務所代表 表明
民間人居住区で子ども17人が殺害
無差別攻撃の即座の停止を

【2015年9月28日 ダマスカス(シリア)発】

破壊されたシリアの都市ホムスにある建物
© UNICEF/NYHQ2014-0633/Ali
破壊されたシリアの都市ホムスにある建物。(2014年撮影)

紛争下のシリアで子どもが犠牲になり続けている事態を受け、ユニセフ・シリア事務所代表の ハナア・シンガーは以下の声明を発表しました。

* * *

ユニセフ・シリア事務所代表による声明

シリアにおける暴力が増大するなか、ユニセフ(国連児童基金)はすべての紛争当事者に向け、国際人道法に則り、多数の民間人が居住する地域への無差別攻撃を即座に止めるよう、繰り返し要求します。

過去数週間における暴力の激化によって、シリア全土で多くの子どもたちが殺害されています。

ホムス郊外のAl Waerで起きた事件ひとつだけでも、子ども17人が死亡、23人が負傷しています。家族が集う場所であったはずの、その付近に残されていた数少ない子どもの遊び場が、悲劇の場と化しました。

重火器が日常的に使用されるようになっているシリアでは、銃弾が飛び交う中に子どもたちが身を置かざるをえない状況が、あまりにも頻繁に起きています。

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