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【2016年3月15日 バンコク/東京発】
今月7日にユニセフ・アジア親善大使に就任したアグネス・チャンさんが、3月20日と21日の2日間にわたりフィジーを訪問。1カ月前に同地を襲ったサイクロン「ウィンストン」で、農作物や生活インフラなどに壊滅的な被害を受けた地域を訪問します。
今回の災害は、およそ35万人の生活に影響を与えました。アグネス・チャンさんは、日本をはじめアジア地域で高く評価されている歌手でありテレビタレントです。歌手として日本で活動を始めた1972年当初より、子どもの権利の推進に取り組んできました(注:日本ユニセフ協会大使としての活動は1998年から)。このフィジー訪問は、ユニセフ・アジア親善大使に任命されて最初の公式訪問となります。
© UNICEF/UN011476/Sokhin
サイクロンで破壊された自宅に残されたテレビの上に座る7歳の男の子。(フィジー、2015年)
2月20日に巨大サイクロンがこの島を襲って以来、ユニセフはフィジー政府やパートナー団体とともに、緊急救援物資の配布など命を守る支援を続けてきました。さらなる物資を調達し、約12万人の子どもたちが必要としている保健、教育、水、衛生、保護の支援を行っていくための資金が、今、必要とされています。ユニセフは、フィジー全土の子どもたちとその家族への人道支援を拡大するために必要な資金710万米ドルの支援を国際社会に求めています。
アグネス・チャンさんは、サイクロン被害の状況をその目で確認し被災した子どもたちに会うために、オバラウ(Ovalau)島を訪問します。また、フィジー本島でも、小学校など、物流に大きな困難がある中で展開されているユニセフの緊急支援活動の現場を訪問する予定です。
また、3月24日には、アグネス大使による被災地視察報告会を、ユニセフハウスにて開催します。詳細、お申込は下記のページをご覧ください。
アグネス・チャン アジア親善大使 サイクロン「ウィンストン」被災地視察報告会
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