【2016年9月1日 東京発】
公益財団法人 日本ユニセフ協会(東京都港区・赤松良子会長)は、8月1日(月)から10月31日(月)まで実施中のレストランやカフェなどで提供される無料のお水で途上国の子どもたちへ安全な水を届けるための活動「TAP PROJECT(タップ・プロジェクト)」の2016年度特別企画として、本日9月1日(木)から11月3日(木)まで、水滴を操作し日本からマダガスカルを目指す、スマートフォンで遊べるミニゲーム「DIGITAL TAP WATER ADVENTURE(デジタル・タップウォーター・アドベンチャー)」を公開します。
©TAP PROJECT JAPAN/2016 |
「DIGITAL TAP WATER ADVENTURE」は、スマートフォンを傾けることで水滴を操作し、日本から世界を巡りながらアフリカのマダガスカルに水が届けられる様子を、疑似体験することができるゲームです。きれいな水が飲めない子どもたちの現状について身近に感じていただき、改善を支援します。1回のプレイにつき100円が、本プロジェクトにご賛同いただいた日本製粉株式会社から参加者に代わり日本ユニセフ協会に寄付され、TAP PROJECT JAPANの支援先のマダガスカルでユニセフ(国連児童基金)が実施する水と衛生事業に役立てられます。(※寄付金額は200万円を上限)
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スマートフォン、またはタブレットで「TAP WATER ADVENTURE」の特設サイトにアクセス。スマートフォンを傾けて水滴を操作し、世界の国々のランドマークを獲得しながら、マダガスカルを目指します。ゲーム終了後は、入手したランドマークによってシェアできる画像が変化します。
本コンテンツはパソコンからは参加できません。スマートフォン、またはタブレットをお持ちの方ならどなたでも参加でき、おひとりさま何回でも遊んでいただくことが可能です。
「きれいな水を、いつでもかんたんに手にすることができる」 日本に住む私たちには当たり前のことですが、世界では、いまだ6億6300万人以上、10人にひとりが清潔で安全な水を使うことができません。汚れた水と衛生環境が原因で、年間30万人以上の5歳未満の子どもが下痢のような単純な病気から深刻な脱水症状に陥り、命を落としています。TAP PROJECTは、安全な水が身近にある環境にいる人たちが、世界の子どもたちが置かれている状況を知り、さらに支援する取り組みです。協力方法は、3つ。期間中、レストラン・カフェ等の飲食店において提供された水に対して、募金活動が実施されるほか、イベントや本デジタル企画を通じて広く支援が呼びかけられています。
2009年から日本で始まった同プロジェクトでは、これまでのご支援(※派生的取り組みや直接送金された個人の募金を含む)によって、マダガスカル共和国にソーラーパワーを利用して水を汲みあげ、給水する簡易水道施設を学校や保健センターを含むコミュニティに2基設置したほか、47の小学校とコミュニティに対し、45ヶ所の井戸や給水施設、学校に142基のトイレがつくられました。TAP PROJECT JAPANは博報堂グループの有志メンバー他、パートナー企業によるご協力のもと運営されています。
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