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【2017年1月24日 バグダッド(イラク)発】
戦闘が落ち着き始めたイラクのモスル東部において、ユニセフ(国連児童基金)の支援により30校の学校が1月22日に再開し、1万6,000人の子どもたちが学校に戻ることができるようになりました。
© UNICEF/UN050216/Anmar
モスル東部の再開された学校で授業を受ける男の子。
モスル東部の一部の学校は2年にもおよび閉鎖され、女の子は教育を受けることを許されませんでした。
「ほんの数週間前まで、この周辺は暴力に支配されていました。今日、女の子も男の子も教室に戻っています」とユニセフ・イラク事務所代表のピーター・ホーキンスは述べました。「モスルの子どもたちは、この2年間の悪夢から覚めて、教育とより良い将来への希望を取り戻すための大きな一歩を踏み出したのです」
地方当局による不発弾の検査を経て、今後数週間のうちにさらに40校が開校する予定で、合計4万人の子どもたちが学校に通えるようになります。
ユニセフはイラク政府と協力し、治安が安定した地域でさらに多くの学校の修復や家具などの設置、学校再開を支援していきます。 多くの学校は軍事的目的に使用されたり、攻撃による大きな被害を受けています。ユニセフは以下の活動を含む支援を行っていきます。
ユニセフと教育分野でのパートナー団体は、モスル近郊の避難民キャンプで暮らすあらたに避難してきた1万3,200人の子どもたちが、仮設の学習スペースにおいて、算数、科学、アラビア語、英語を学べるよう支援しています。
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